高畠のギルマス記

ギルドハウス高畠、ギルドマスターのブログです。

ギルマス記2023年

ギルマス記 2023年

 一年ぶりのギルマス記更新、生存報告的に記していこうと思う。2023年はどんな年だったかなーと振り返ってみるとまた大分ボーっとしていたなぁという所と、写真を見返すといろいろやっていたなぁとも思い、意識の到達点はまた変な方向に深まったなぁなんて気がする。ギルドマスターとしてここでの暮らしの面白さとかは書き尽くした気がしているのだけど、ここで感じる事や思うことは確かに積み重なっている。この記事への特別感もどんどん薄れているけれど、伝記というのは本来まぁそういうものかもしれないとまた今年も想いながら書いていく。

 

DJとかDTMとか

 ちょうど一年前くらいからDJ的な事に興味を持って初めて見た。クラブに行ってDJがやりたいのかといえば別にそういうわけでも無くて、小型のシンセサイザーなどの電子楽器をSNS上で見つけたことから「なんかスゲー」と思って買ってみた所から始まっている。

 一方で普段はコミュニティや場づくり的な事をよく考えるのだけれど、会場をいい感じに盛り上げて楽しませるのってDJと通じる所がありそうだなぁなんて考えながら、クラブに遊びに行ってみたり、ボチボチと電子楽器などをいじっていたりしている。

 そんな感じで遊んでいるのだけれど、せっかくお金かけて機材買ったりしているので何か創作して表現する事もしたいなぁなんて考え始めるのだけれど、音楽をつくるという事を考えると中々にイメージするべき事が多い事に気が付く。で日々暇さえあれば考えてしまうのだけれど、

 

①なんのために音楽を作るのかという事

②音源自体が無数にあって、何をどう組み合わせるべきかという事

③どのように音楽を表現するのかという事

 大別するとこのような感じに思う、これらを個別に考える。

 

①なんのために音楽を作るのかという事

 最初はとりあえず出来る事を広げるだけでよかった、不思議な音源を選んでシンセサイザーの鍵盤ごとに違う音が鳴って楽しい。別に自分が楽しむだけならそれで充分だし、勝手に触っていればいい。割と後先の事考えずにボーっといじって遊んでいるだけでも一日経ったりする。

 その先に今何を考えているのかというと、人と楽しく遊ぶための音楽、なんか感動できる言葉を紡ぐ音楽、異世界や未知の世界を感じる音楽。こんなのを作れないかなぁと思っている。

 

②音源自体が無数にあって、何をどう組み合わせるべきかという事

 電子楽器の面白いところにサンプリングがある、これは既存の音楽を切り貼りして順番を変えたりループしたり、録音した音をボタンに割り当ててそれを楽器にしてしまうという手法だ。例を挙げると人の声や楽器の音、その辺の鍋をたたいた音や自然環境音なんかも音源として活用する事ができる。

 サンプリングにも自分で録音する事も出来るし、色んな音を販売や配布しているサイトもあるし、そもそも楽器の音は高音質で細かい調整も出来るソフトウェア音源というのが信じられないほどの数販売や頒布されている。

 さてかくしてなんでも音楽に出来るぞという感動は、無限の音源沼に沈んでしまってどんどん何をしたらいいのかわからない絶望感へと変わっていく。あと鍵盤型の電子楽器は結局演奏スキルがあった方が良かったりする、一方DJ卓触ってて一番楽しいのはツマミをねじる瞬間という発見もあったので、ねじねじしまくる音楽がやりたい。

 そんなこんなで割と四六時中周りになっている音楽とか面白い音の事が気になったり考えたりするようになった。今の結論としては、いくつかの音源に絞って楽曲を作る、人の声とか言葉で笑えるリズムを作る、たまに外で自然音の録音とかしてみる、ってな感じだろうか。

 

 

③どのように音楽を表現するのかという事

 電子楽器といえばDJ的なイメージから始まったので、DJ卓でプレイなんかもたまにしているが、改めて旧来のDJの価値がかなーり薄まっているとも思える。流行りの新しい曲を聞きたいならapple music やspotifyに聞けばいい。職人的なDJの場合はどれだけ音楽をディグってプレイリストを作っていい感じのミックスをするかになってくるが、これはこれで尖がりすぎててついていけそうにない。後はEDMやHIPHOPのアンセムを流すイケてるDJだがこれもまぁそんなに好きじゃない。

 結局のところ、「私は自分でなにかをつくってこれから出会うみんなとあそびたいのだ。」

 昨年は2回ほど身内で作っているステージで披露させてもらった。改めてみたら昨年のブログのやりたい事に書いてあって、なんだかんだと意識は繋がっている。披露してみてそれなりに色々な感想を貰ったのだけれど、自分が心を込めて作った音楽について感動してもらえるのは嬉しいものがある。AI生成の音楽やサンプリングで切り貼りして作った音楽、電子楽器で打ち込みながら作った弾き語りのような音楽、一番個性がでたのは自分で詩を書いてメロディを付けた音楽だった。

 自分で詩を書いて曲にすると暗いものが出来がちという事がわかったので、そういうのは今後ネットの片隅に並べていこうかなと思う。一方でみんなで楽しく繋がる音楽もつくって、これからもステージとか茶の間で遊べたらいいなーなんてそんな心もちである。

音楽スペースを設置

 

なんか未来的ですよね

ライブにも出させてもらった

村を作る、社会をつくる

 私のギルドハウスの取り組みは村を作りたいという所から端を発している、以前どこかに書いたようにも思うが、誰かが作った村がここにあってその成れの果てが今ここでの暮らしなのだと気づいてしまった。「理想郷の村はここにあったんだ!」

 なので別に敢えて新しい村という表現をする理由は物珍しさで興味関心を引く口実に過ぎないように思えている。

 ただし今の村社会ひいては社会全体にはアップデートが必要なように思う、色んな問題はあるが、一番はみんなの望みとか願いがもう少し公共として行われる活動に活かされるべきだし、そもそもそういうシステムが必要ではないかと思う。今の政治システムとマスメディアは機能不全を起こしている箇所があまりにも多いように感じられる。

 そう考えた時、既存の社会の上にごっこ遊びの新しい村を作ったところで本当に大事な部分の議論にはどうにも行きつかない、ここから先は社会のより根幹にかかわるか、会社を作って社会働きかけるか、そういった事が必要になってくる。結構地方創生とか開拓とか考えてやってきた人たちは似たようなところに行きついてるんじゃないかなぁとそんな風に思う。

 社会とどうかかわるか、何を描くか、という理想論は私自身考えがまとまりきっているわけではないので、ともかく本を書きながら色んな人と議論してそれを実現できる場所や機会を見出していきたい。

 

そういえば去年の冬はイノシシさばいてた

イノシシ焼肉

焚火で米炊きをマスターした

カモを絞めて捌く

ガラは丸ごとスープに


 振り返ってみたらイノシシさばいたりカモさばいたり、ワイルド系もぼちぼちやってました。

ギルドハウスの冒険者

 ギルドハウス高畠自体のPRとかウェルカム感を全然出していないけど、それなりに来てくれる人はいる。日本一周中の人とか、田舎のスナックを巡りたくて来ましたとか、長期休み東北来て見たかったのでとか、そんな感じでまぁ相変わらず色々な方が訪れてくれる。

 ユニーク来訪が減った一方で、学生交流の拠点として使っているのでその関係で学生や卒業生が来てくれることが多くなった。田舎のよくわからない宿に泊まる醍醐味ってやっぱりそこでの偶発的な出会いとか出来事が起こる事だと思うので、普段よりイベント的に集まって貰った方がギルドハウスという場を最大限楽しめるだろうとそんな風に思っている。学生企画の参加者は冒険者ではなく旅慣れていない人も多いのでベッドとか寝具を新調したり、内部的には少しだけ快適性があがっています。いつかはちゃんとした宿を作りたいとは思いつつもそんな機会が訪れる事やら、相変わらずマイペースなギルドハウスです。ちなみに住民の忍は相変わらず二階に暮らしています。

茶の間でごはん

ラジオDJしてる人

DIYしてもらったり

 

ぶどう園地行ったり

日本一周終えた原付

きれいな時のギルド

ベッドも増えました

茶の間

今から来年へ・・・

 来年は音楽制作、総合的にユニット的なの作りたいなー、みんなで作って外に乗り出していくようなそんな感じ。次は本制作、こちらも作るのを通じていろんな人と関わりたいですね。あとは教育、社会を作るために何を学ぶかというのがとても重要でここについては出版ともつながるのですがより体系化したものを見出したいですね。
おんなじような興味を持っている人がいたら、何かしらのプロジェクトやりたいですね。新しい興味は尽きないんですが虚弱体質なのと気まぐれなのが残念なところなので、まぁぼちぼちとやっていこうと思います。

 田舎にある不思議やぱっと思いつくような面白そうなことは、ギルマス的にはいろいろ当たり前になっちゃっていますが、都市から田舎へ新しい冒険に出たい人には案内人的になれればいいなと思うので、興味があればぜひ冒険しに来てください。

 冒険、滞在、居住の受付は随時行っていますのでご連絡は随時お待ちしております。ちなみになんですが、職場である熱中小学校のスタッフも募集しているのでこちらも求職中の方がいれば是非お願いします(笑)

www.takahata.necchu-shogakkou.com

ではでは。
2024年もまたよろしくお願いします。

 

年末麻雀で役満上がった人

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ギルマス記 2022年春、夏、秋

ギルマス記 2022年春、夏、秋

 なんとなく危惧していた通りギルマス記の更新頻度はめっきり下がって年末のこの時期にさすがに記しておかねばと、ある種生存本能のような気分で書いている。ただ書き始めると案外楽しいもので、そんな心地よさでなるべく心向くまま生きて死んでいければいいとそんな風には思う。

 個人的にはギルドハウス高畠で出来そうな楽しい事は一通りやりつくしてしまったような気分ではいて、逆にふらっと訪れる冒険者の好奇心や興味に刺激を受けながらまた新しい可能性を探究している。ギルドハウス高畠は2018年の7月頃からスタートしているので5年目という事になる、何しているのと問われたらギルマスや冒険者などが引き続き暮らしているという答えになるだろう。あれこれその先の事も考えるけれど、そのあたりも含め書いてみる。

 

ライフハック限界費用0社会

 書いてみたら5年間のちょっとした総括のような内容になったが、個人的にも言語化してしっくりきたので記してみる。

 2016年~18年あたりでギルドハウス十日町を何度か訪ねて、ピンと来てこのギルドハウス高畠を始めたわけだけれど、一番表層的でインパクトのあるポイントというのは、まずは田舎のほぼ無料に等しい住居、シェアハウスでの生活費を限界まで抑える工夫、働くという概念から脱却できてしまうようなライフハック感だったように思う。

 また最新テクノロジーの発展により限界費用0の社会、つまり個人でも大したコストをかけずにデジタル世界に繋がり創作し、場所を選ばず楽しく繋がったり仕事したりしながら生きていけるのではないかという新しいライフスタイルの模索という部分もとても大きい。

 この二つが合わさる事によって既存の社会に生きづらさを感じる人の新しい受け皿と可能性を解き放つことになり、更なる新しい展開が生まれるのではないかというところに限りない可能性を感じていたように思う。5年間の取り組みを振り返ってこれらがどうなっているか考えてみる。

 

ライフハックの限界ライフハックには明らかに限界がある、結局のところ生きる上である程度のお金がかかるし、不便な暮らしに耐性があったとしても、何にもないと逆にあれこれ欲もでてくる。快適な住環境を整備するには余剰の資本が必要になるし、快適な住環境でなければ長く住み続けにくい、突き詰めると発展的な展開には結局のところ住居に投資して運用するという発想が必要になってきてしまう。ただこれはあくまで”一般的な”話でありそれでいいじゃんと住み続けている住人も確かにいる。

 

限界費用0社会の創作:何か作るには一次情報の質や量がとても大事である、また一定のテクニックやコミュニティも重要である。つまり僻地の流動性の低いコミュニティに滞在し続けるという事には創作活動をするのにあまり向いていないかもしれないという所にぶち当たっている。また0円でアクセスできるデータやコミュニティというのはどんどん質が悪くなってきているしルールも確立されてきた。という事で自分の大事だと思う各分野で信頼できる人と出会うという事が大切なように思う。流動性が高すぎるとそれはそれで落ち着かないので、主として属するのは程よい流動性のあるコミュニティが重要そうだ。あとはお金が稼げるようになったらより快適なところに住むよねという前述の項目に繋がってくる。

 

コモディティ化:後続的な取り組みとして、山奥ニートさんなどはベースの発想は似た雰囲気を感じつつよりメッセージ性が強く打ち出ているように思う。またギルドハウスもそうだけれどお互い感化されて同様の取り組みに各地でチャレンジする人が増えたように思う。私も含め地域おこし協力隊の卒業生でその地に残る人は土地土地にランドマーク的なユニーク拠点を構える事も多いので、一つ一つが疎を繋ぐネットワークとして発展的な広がりを見せているとも感じている所だ。そして残っているところはちゃんと住んでいる人の想いや工夫が詰まっているものだ。

 

まとめ:「逃げ出した先に、楽園なんてありはしない」

 上記が今の心境で、特に何もしなくても生きていけるというような事はありはしなくて、一人一人理想を追い求めて出会いまくって暮らしを作っていくしかないんだなぁとしみじみ思っている所だ。十日町グランドマスターハルさんは所帯を持って子供も生まれて色々大変な事もあるだろうけれど、楽しそうに引き続きギルドハウス十日町での暮らしを続けられていて、たまに訪れるとやっぱりほっこりする。引き続き心地よい暮らしを作り続けるしかないという所に帰結するように思う。
 もう一方で楽園を作ろうなんて求めていないという場合は、結局のところやっぱりお金が稼げて、待遇が良くて、働き甲斐も感じられる、楽園的ないい仕事を戦い勝ち取るのが良いように思う。資本主義的な発想もまだまだ行きつくところまで行っているようには思えないし、お金やキャリアを追い求めるのは生存戦略としても、個々が自由を得て可能性を追い求めるにしてもやはり無難と感じる。ただ楽園への切符はおそらく全員分用意されているわけではないので、やっぱりみんな頑張って生きていこう。

 

逃げ出した先の楽園 | Young Age Vol.07

ガッツさんの名言 ベルセルクより

 

旗を上げ続ける

 という事でギルドハウス高畠でやっているようなことに自他ともに過度な期待を振りまく事はもうやめたのですが、少なくとも誰かの心のセーフティネットとしては機能していたいなぁと思う所です。

 「意志とか志をもって何かを成せ」と成功者や狂信者は言うかもしれないけれど、各々の意志ではどうしようもない事はたくさんある。ギルドに住んでても真夏の猛暑日、吹雪の夜、外になど出たくないし、もし出たら心身ともにダメージを受ける事はわかりきっている。社会にきちんと属しているとそういう”自然な出来事”と私の関係性についてはわからなくなる、というか鈍感にならなければ社会不適合者の烙印を押されかねない。実際一人一人が抱えている自然環境との関係性はもっと微細かもしれない、雨のにおいがするから外でたくないとかね。
 最近になってすごく寛容になったというか、老いたというか、そんな心地でいるのだけれど、人それぞれ色んな変われない部分を持っているわけで、「あなたが生きるためにどんな正義を振りかざすのもいいんじゃない」とそんな事は思っています。たとえその場しのぎで支離滅裂でもそれぞれ培ってきた物語に寄り添わないと心が死んでしまう人だっている気がしている。※他人を過度に害さない場合に限るが
 ただしそうは思っていますが、そんなに人の事を救ったりもできるほど素晴らしく元気のある人間でもないので、ともかく世の端っこの方には別の生き残り方してる人がいるよという場所として旗を掲げておくのもよいかという心地です。そういう所があるだけでも一度訪れてくれた人にとっては励みになるかもしれないですしね。

 

最近の冒険者たち

 ちょくちょくソロの冒険者が来訪してきたり、最近だと学生向けのクエストなどを発注しているので、学生の来訪が多い。ギルドハウスを拠点にして地域の農家さんや企業を巡ろうという取り組みだが、結構好評でリピーターも結構いる。逆に東京で集まったりもした。意外と女性の方も多くてそのあたりもちょっとした変化を感じる所だ。

 なんだかんだと若い気分でいるけれど学生さんだと10個近く下の年代だったりもするので、色々と価値観とか文化が違ったりする。でも一緒に集まる学生さん同士も全然趣味趣向や合う話が違ったりするので、年代のギャップのせいだけでもないかもなんて思ったりもする。色々刺激をもらっていると共に体力的精神的には老いも感じる。

 そんな中で立場とか年代とか超えて楽しめるコンテンツとして最近音楽に注目している、という事でDJやDTMといった事をかじり始めた。訪れてくれた人と言語とか文化とかを超えた部分でなんか盛り上がったり繋がったりとそんなのが理想なので、集まった人とその場限りのノリでいかにグルーヴを演出できるかゆるりと探究していきたい。あと一度訪れてくれた人たち同士が繋がっていけるようなフェスやりたいね。

 

カレー会

花火で遊ぶ

近所移動中

農業体験てきな

そんな感じで・・・

 今回書いたようにより深淵なテーマのところに私自身の意識が引きこもりがちですが、変わらずボチボチ楽しくやっています。施設自体をより快適に泊まったり滞在したりという整備やリニューアルする機会は相変わらず伺っています。
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ギルマス記 2021~22年冬

ギルマス記 2021~22年冬

失われた秋とすっかり暖かい今日この頃
 前回のギルマス期は10月の半ば、この記事を書いている現在はGW真っ只中、危惧していた通り秋という季節は私の意識からは抜け落ちて消えてしまった。すっかり暖かくなり、春という季節すら飛び越しそうだけれど、流石に書かなくてはと焦燥感にかられながら記事を書いている。そもそもこの記事を見る人は一日平均で2.3人くらいのもので、打ち捨てられた地蔵尊の標識のような存在かもしれない。それでも物好きがたまに見つけて詳しい話を聞かせてくれと訪ねてきたりするもので、やっぱり記しておこうかとそんな心地である。

 最近私自身の物語や意識はギルドハウスから離れて色んなところに広がっているため、中々ギルマス記という括りでこの記録を残すのもずいぶん虚ろになっている。しかい毎度振り返ってみると年末から2月3月とあれこれとやってきたなと思うところで、自身にとっても記録という意味で改めてしたためてみる。

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雪の中ほったらかしてたネギと畑

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烏帽子山公園の桜

 

グランドマスターが高畠へ来訪

 年末にギルドハウス十日町からグランドマスターのハルさんが高畠の方に遊びに来た。ハルさんとリアルでお会いするのも2,3年ぶりだろうか、ちょっと遠出して飲みに出かけようかなんて話もしたけれど、ちょうど大雪の真っ只中だったりもあり家で一緒にのんびり鍋を作ったり近場でご飯にいったりしていた。茶の間にホワイトボードを設置しようとちょっとしたDIYをしている最中だったのでハルさんと冒険者に手伝ってもらいながら完成に至った。
 翌日は近場で米沢牛を食べに行ったり、カフェ巡りしながらのんびりとあれこれお話した。お子さんが生まれて十日町の方も少しずつ変わっているというお話と4月からまたちょっとアップデートしようと考えているなんてお話をされていた。ギルドハウスも高畠始めてから4年目に突入するけれど、どうしようか考えているなんてお話した。ギルマス同士色々その先の事を考えてましたが、ともかくハルさんは相変わらず元気そうで何よりでした。

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一緒にボード設置

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近くでおにぎりランチ

 

豪雪の冬、寒さとの向き合い方

 今年の冬は寒かった、そして雪が多かった。1月末~2月末くらいまではずっと寒さと雪かきにモチベーションを持っていかれていた。しかし今年の秋頃に防寒つなぎというものを買ってみたところ、これがまた快適だった。いつでもどこでも寝れるくらいに暖かい、みんなが寒い寒い言っている所でも全然ストレスなく生活できる。職場でもプライベートでもどうせ雪かき作業もセットなのでほぼずっと防寒つなぎを着ていた。あまりにモコモコしているため、宇宙飛行士だのくまさんだの言われたが、快適性を重視して無視することにした。豪雪の冬にファッショナブルな生活など二の次三の次だ。良くわからないコメントは勝手にポジティブにとらえることにする。
 ふと用事が出来て吹雪の夜に一人外を散歩した日があった、十分程度の外出だったが呼吸するのも困難でいつも馴染みのある道でさえボーっとしてたら遭難できると感じた。でも日常が凍り付いて非日常に変わってしまうような体験からは、底知れぬ恐怖と魅力をゾクゾクと感じられた。意外とまだまだ未知の世界は身近な所にもあるものなのかもしれない。

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だいぶ埋まった時の様子

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冬の夜道

 

学生交流の拠点として

 2月~3月期間は地域インターンという事業を企画して、ギルドハウスにも毎週4人ずつ色んなところから学生さんが来訪してくれた。一か月で30人近くの人が出入りしたということもあり、かなりカオスな状況だった。地域の拠点に滞在しながらリアルな地域の仕事や暮らしを体験してもい1週間滞在してもらうという企画だったのだけれど、個人的にも関わって貰った地元のメンバーにとっても参加した学生のみなさんにとっても、かなり刺激的なイベントだったと感じる。ギルドハウスの流動性という事を最近よく考えるのだけれど、こういったイベント企画でがっと集まって貰うのも新しい可能性を感じた所だ。面白がってやれる取り組みや温度感大事にしていきたいですね。
 ちょくちょく近くの農家さんからお借りしてサウナテントで遊んでいたんだけれど、結構な頻度で遊ぶので今回の学生交流のついでに買う事にした。冬のギルドの風呂は温度が上がり切らないため、サウナで暖を取るのはめちゃくちゃ心地いい。サウナに入って裸で新雪にダイブするのは、なんだか懐かしくも新しい体験だった。

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こたつに埋まってる人

 

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ちょっと冒険にでたり

 

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雪の日とテントサウナ


世界の外側のその先へ
 ギルドハウス高畠の取り組みを始めてから4年、住み開きという取り組みのいい所と限界という事であれこれと考える。そもそも田舎に飛び込もうと思ったきっかけとして、地域になんとなく生きている世界の外側にはもっと自分が望むべく世界があるもしくは創れるのではないかとそんな気持ちだったように思う。今改めて外側の世界には何があったのか、改めて考える。
 はじめはなんとなくおもしろそうとか、こうしたら生きやすそうみたいな発想で身近な出会いからあれこれとチャレンジして実践してきた。しかし続けていくにつれ、自分自身の身体的な限界と社会的な限界という事にぶち当たってくる。自分自身が何かを望んで実現するには自ずと身近な人たちや文化的な部分との相関が必要になってくる。そこに至って今また新しい発想が必要になっている。
 そもそも自分の想像する世界の外と内の境界線とはどこか、理想と現実、喜怒哀楽、個人と社会、現世と幽世、生と死の境界線がどんどんあいまいになる、そんなことを考えていると個々の命などどうでもいいような曖昧な感覚に陥る。それでも自身に宿った曖昧さを受け入れて、そして曖昧さの中にしか生きられない存在を抱擁するような、そんな事をやっていきたい。生きている以上は生きる事を肯定するしか選択肢はないのだから。
 個人的な事を考えるのと社会的な事を考えるのとでは要素の数が異なる、理想と現実、過去現在未来、現世と幽世では更に複雑怪奇な系がある。ここまで来てしまった以上、複雑怪奇なこの世界にしか生きられなさそうだけれど、意外とそれも楽しいもので更にその先をふわふわと探検していこうと思う。

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洗って干される冬用のツナギたち

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いつもの視界、散らかった縁側前

 

そんな感じで・・・

 ギルドハウス高畠は以前より存在が希薄な感じになっていますが、引き続き開いています。この地に人が集える場は残していきたいとは思っているので、もう少し普通に泊まったり滞在したりという事が出来るようにリニューアルする機会も伺っています。
 冒険、滞在、居住の受付は随時行っていますので、最後まで読んでいただいた方で、もし何かピンと来た方がいればご一報ください。ではでは。

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ギルマス記2021年夏(秋?)

ギルマス記 2021年夏(秋?)

毎度毎度重い腰を上げて
 前回は7月の半ば頃にボチボチとギルマス記を書いたように思うが、10月も半ばすぎてまたギルマス記を書いている。もう少し早く書いた方が良いような気がしていながらも、毎回まぁまとめるならこのくらいの時期がいいのかなと納得しながら書いている。繰り返しの日常など思い返してみなければただ過ぎ去っていくだけなのだけれど、振り返ってみると意外と色々あったなぁなんてイメージがよぎる。それを特に大事な物と捉えるわけでは無いのだけれど、こうして記録にする事には一定の意味があるように思うので4半期に一回は重い腰を起こしてギルマス記を書くようにしている。

真夏のピークはほんの一瞬で

 今年もいつものように夏は様々果物をもらったり、安く手に入れたりして満喫した。代わり映えがしないように見えて、ちょっとずつ去年とは違う事やってるなと改めて感じる。キャンプグッズをちょこちょこ増やしてBBQや縁側でのプチアウトドアもグレードアップしていたり、共同畑や共同田んぼでの新しいコミュニティとかもできている。近くにはわんちゃんのトリミング施設が出来たり、中々ユニークな場所になってきていると感じる。ふらっと訪れる方にはギルドハウスが繋がっている様々な世界へ直接ご案内できないので説明するのが難しい。言葉だけで伝えようとするととても陳腐になる事が多いので多くはあまり語れない、是非訪れる際は少し深呼吸するようにゆっくりと色々な事を感じてもらえたら嬉しい。
 現在は10月も半ばを過ぎ、今はすっかり朝晩冷え込み暖房が欲しいと感じる季節になってきた。紅葉のシーズンでもあり冬前にみんな慌ただしくイベント毎を行っていたりする。ちょうどコロナの状況も10月からすっかり落ち着いた事も大きい。今年の夏はどうだったかと改めて思い返すと、早めに気温が上がって、真夏のピークはほんの一瞬で過ぎて秋になるのかなぁと思いきやグダグダと暖かい日が続くそんな感じだった。つい最近まで日中は半袖でもいいような暑さだったので、何となく気候変動という事を想起する事は多い。そうこうしてると今はもう月末で巷はハロウィンという事になっている、秋も終わりが近いのを感じる。ギルマス記秋は一体どうなるのだろう、夏と冬に吸収合併される危機に瀕している。

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今年もフルーツ沢山

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スムージーにしたりも

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共同農園でのジャガイモ堀り

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近くにワンチャンのトリミングルームができました

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インドアキャンプ、グッズも充実してきました。

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焚火台でじゃがバター

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焼き芋(完成)

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共同田んぼやってて、今年は結構草取りとか行きました。

 

熱中キャンプ

 9月末には熱中小学校での初のキャンプイベントを実施した。最近はコロナ禍という事もあり、キャンプが流行っているようで色々面白そうな情報には事欠かない。思い立ったらプライベートなキャンプイベントを企画できるという環境にいるという事に、かなりの面白さや豊かさを感じる。グランピングなんてのも流行っているが、個人的にも快適な寝床を追求したいなと思ってコットを買ってみた。でも古いテントだったのと、コオロギが動く音がうるさくて、あまり快適ではなかった。アウトドアを夜遅くまで楽しんで、寝床は普通の家というのでもいいかもしれないと思った所だ。また自然を感じたいならタープテントとコットだけ見たいな寝方も面白いかなとも思った。
 でキャンプ自体のイベントはどんな感じだったかというと、骨付き肉をその場で解体してBBQ、鶏をその場で締めてのチキンカレー、鳥と牛の骨と地元の野菜をたくさんそのまま大鍋に入れて濃厚なスープづくり、夜はサウナテントを設置してプライベートサウナ体験。さらに翌日ワイルドになった参加者たちはグランドに大量発生していたコオロギを油で揚げて食べ始める。大人になってこんなに新鮮な喜びを感じられるんだなぁと刺激的な体験だった。廃校のプールでプライベートサウナ、水風呂とかめっちゃいいじゃんなんてイメージもでてきて、里山でのエンターテイメントの可能性が広がったキャンプイベントだった。

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最近のギルド飯

 里山暮らしを続けていると、素材そのまま手に入る事もおおいためおのずと自炊スキルと食事に対しての哲学も深まってくる。玄米と味噌を中心とした生活というのはかなり馴染んできたが、さらに一歩進んで玄米と味噌の摂取の仕方というのも様々考えさせられる。
 基本的に自分が食べる食事を作るときは、食べた瞬間に自分の頭が喜ぶ事、あとはお通じの際にお腹が心地いい事、それと手間がかからない事が念頭に置かれている。なので調子のいい時は肉とか食べたい惣菜を買ってきて食べたりすることが多いが、ちょっとゆっくりしたいなと思ったら玄米と味噌と葉物や食物繊維中心の生活に立ち返る。玄米と味噌中心というのはみそ汁と茶碗飯という事が多いのだけれど、その時々で米と味噌の分量を変えたり玄米をみそ汁と一緒に煮込んで雑炊のような形にしていたりする。煮込んだ方が吸収が良くなるのですぐに元気になりたいときはこっちのほうが良い。あとはみそ汁のだしと具材、なるべく新鮮な葉物ない時はわかめや昆布、だしは煮干しや干しカツオのスライスを少し砕いてそのまま入れる、あとはもしあればノリでキノコとか肉を加える、だしの素を入れるよりよっぽどおいしいし複雑な味こそ体に染みるという感覚が身についてきた。あとはゴマも地味だが便利だなと再認識。
 畑の野菜も色々作っているが、ネギとかシソとかちぎって薬味やだしにする事が増えた。そんなこともあり芋類もいいけど勝手に増える葉物野菜(ネギ、シソ、ニラ、オカワカメなど)こそ家庭菜園で作るべきという考えに最近至っている。(芋類や実物は収穫期が短期間に大量にとれる、芋類は保存が効くのでまだいいが、実物は保存するのに一手間かかる)
 その他に最近会得した料理としては、牛骨とか新鮮な野菜とかを中心にじっくり煮込んで塩ベースで味付けする牛骨スープとかポタージュスープ、スープや液体にすると大量にもらった野菜等を効率よくいただく際にとても有用だ。こういうのはどちらかというと人が遊びに来てくれた時とかに振舞う事が多いけれど、とにかく素材を見てそれをうまく摂取する料理を作るというスキルは随分身についたように思う。滞在中の冒険者の方には基本的には米以外は自力で調達し自炊になるので、ギルマスの蓄積したノウハウが役に立てばいいなと思う。

 

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よくあるギルマス飯

 

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具材たっぷりのみそ汁

 

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みそ汁②

 

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牛骨煮込みスープ

 

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かぼちゃのポタージュ

 

テイクアウト芋煮会

 ギルドハウスによく集まるメンバーも巻き込みながら、時沢お祭り実行委員会というのを発足させて交流の機会を設けているのだけれど、今年もお祭りはまだできなそうだねという事で昨年同様テイクアウト芋煮会を実施した。今年はちょっとバージョンアップして栗ご飯も一緒に作ったのだけれど、大量に作った事もあってちょっと硬かった。量産するなら味をつけて炊き込みご飯にした方が、クオリティが安定するかなーなんて思った所。来年はもうちょっと騒げたらいいねとか花火復活させようなんて話も盛り上がりました。

 

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栗ごはん

 

最近の冒険者たち

 夏期間で一番強烈だったのは、京都から来てくれた学生さん。東北に行ってみたかったのと山登りがしたいと思って訪れてくれたらしい。サバイバルへの興味を中心に幅広く好奇心旺盛だった。色々話聞いて興味がありそうだったので、一緒に稲刈り行ったり、ぶどう収穫したり、山登ったり、色んな自然に触れたりしていた。でその過程で食べれる雑草探したり、その後試しに一緒に調理してみたり、メルカリで売ってたり、ギルマス的には慣れ親しんだ体験でも結構色んな視点と活用があるなと感じさせられた。こなぎ、ヒエ、ガマヅミなどあまり食べた事のなかった草や木の実も一緒に食べた。前述のコオロギ収穫を始めたのも、そもそもセミとか食べてますよと豪語する彼がきっかけだったりする。その後ギルドハウスの近くに罠を作ってボール一杯に入ったコオロギを油で揚げているのを見て、中々動じる事の少ないギルマスだけれど流石に色々と考えさせられた。あとぶどうを潰して一緒に発酵していく過程を観察してやってみた。結局最終的には酢になり、彼の帰った後にブドウ染めの材料として用いられた。彼の面白いエピソードはたくさんあったけれど、書いてると一本記事になりそうなのでこの辺りにしておく。

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稲刈りのついでに、食べられる雑穀と雑草の採取

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食べれる雑草とヒエの選別

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から煎りしたヒエ、脱穀するのが難しい

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発酵中のワイン用ぶどう

 

最近のギルドハウス高畠

 思い返してみると夏から秋にかけて熱中小学校の方もイベントやってたり、新しい学びの構想や北海道に研修を兼ねて旅行に行ったりと中々忙しかったのですが、ギルドハウスの方もボチボチとやっています。最近はコロナも落ち着いてきてショートステイの連絡が少しずつ来るようになりましたね。
 という事で冒険、滞在、居住の受付は随時行っています。部屋についてはフリーの2部屋がすぐに使えて、中短期用の1部屋が使える状態です。しばらくはあまり出入りせずあれこれ考えたりオンラインを最大限に活かして色んな繋がりを作ったりしたいなと考えていますので、ブログをここまで読んでくれた奇特な方は是非冒険しきてみてください。ではでは。

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ギルマス記 2021年春

ギルマス記 2020~2021年冬

なんだか落ち着かない天気の春
 6月も終わりに近づき梅雨の先週末からここ高畠町も梅雨という事になっている、しかしながら予報とは打って変わってカラッとした晴天が続いている。思えば4月頭の時点で急に暖かくなったり冷え込んだり、やたらと風が強かったり、なにやら落ち着かない天気が続いているように思う。さくらんぼをはじめとした果樹は蕾が出てから冷え込むと枯れてしまうため大打撃だったようだ。前回のギルマス記でも冬の気候が慌ただしいような事を書いた気がするが、一年を通して気候自体が変わっているような感覚が最近増してきている。そんなことまで書きかけて止まっていたが、梅雨明けも間近でぶどうの収穫が始まる7月の半ばにこの記事をまとめている。ちょっと涼しい夏の入りだなと落ち着いた季節を感じている。

 


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4月あたり


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7月あたり


ギルドファーム開墾

 今年もギルドファームを開墾した。開墾する時に去年植えたジャガイモが勝手に生えてきていたのでその辺りはそのままにしておいた。ジャガイモの生命力の強さを改めて感じる。で畑を何年もやっていると「なぜ畑をやるのか?」という問いが生まれて来て、自然の恵みをみんなでいただく集いをギルドハウスで行うため、という解に至った。
 そんな訳で秋の芋煮集会用の里芋、ネギ、サツマイモのみ畝の間を広ーく取って植えている。土いじりを通じた大地との対話の素晴らしさなどを私自身はあまり感じられないので、最近はこんな形で行っている。

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ギルドファーム ネギ多め

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因みに時沢のお祭りチームで共同農園も始めました

 

冒険者たち

 6月は2名同時期に滞在があり賑やかだった。オンラインで授業を受けられるからと色んな地域を回っている学生のくまちゃんとフリーランスであちこちを拠点に暮らしているきのぴーの二人が一か月程滞在してくれた。二人とも田舎暮らしに興味を持ってきてくれたので、田んぼやぶどう園での農作業、また熱中小学校の活動や地域の観光地や自然等結構満喫してくれていたようだった。ギルドでの玄米食についても結構気に入ってくれていたようで、やはりもっと広げていきたいなとは思うところである。
 外から見ただけではわからないであろう高解像度の地域のお話をお伝えすると共に、地域にずっといるとわからなくなる外から見た感覚を教えてもらった。そんなことで人を受け入れての交流はとても有意義だなぁと改めて感じた所だった。どちらも生き方としては最先端な感じがして、私自身刺激を受けるとともに、彼らがこれからどんな風に進んでいくだろうという楽しみが増えた。


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ギルドの飯とか


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田んぼに入る人たち

 

ギルド集会 2021年初夏

 最近は人が集まりそうなタイミングで不定期に行われているギルド集会、 今回は二人の冒険者の滞在期間に合わせて実施した。昨年は流しソーメンの企画なんかやっていたのだけれど、くまちゃんがお菓子作りが得意という事でジャンボアイスとティラミスを作る事と相成った。あとはBBQという事で、焼き肉、燻製、焼きそば、その他色々、欲望のままに焼いて食べた。当日はいつもギルドに集まる近くのメンバーを始め、今は南陽市のシェアハウスに引っ越した元住人達も集まってくれた。昼から縁側に設置したテラスで腹一杯食べて飲んであれこれと語り合う会となった、最後の方にはなぜかイオンモール=ディズニー説を語る会になっていた。夜は居残った奴らと延々スマブラ会が行われた。いつも通りギルマスは接待プレイしていたが、たまには猛者が来訪したらいいなとちょっと思ったりもしながら深夜過ぎても遊んでいた。


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バケツアイスとBBQ


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月夜に蛍も観測できました

 

最近のギルドハウス高畠

 6月は結構にぎやかでしたが、最近はちょっと落ち着いていつものギルドハウス高畠という感じになっています。コロナの感染拡大もあり麻雀会なども最近は少し休止中。しかしこれからの時期がぶどうの最盛期であり、時沢地区の実りを一年で一番楽しめる時期でもあります。
 という事で冒険、滞在、居住の受付は随時行っています。部屋についてはフリーの2部屋がすぐに使えて、中短期用の1部屋が使える状態です。ブログをここまで読み進めてしまった奇特な方は是非冒険しきてみてください。ただギルマス自体があちこち旅に出たい欲求が強まっているので、冒険のご連絡はお早めに。
ではでは。

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ギルドの回顧録① ケンヤ&ザイダ 6カ月ギルドハウス高畠に住んでみて

ギルドの回顧録
ケンヤ&ザイダ 6カ月ギルドハウス高畠に住んでみて

 2020年9月~2月までギルドハウス高畠に住んでくれた、ケンヤとザイダに住んでみての感想をインタビューしてみました。この形式で暮らしの情報をブログに掲載するのは結構新鮮ですね。お二人ともスペインでの暮らしに慣れていたけれど、雪国の田舎での暮らしは実際どうだったかインタビューしてみました。ちなみに今は中国四国地方車中泊で巡ってるそうで、ギルドを離れてから改めて振り返って答えてもらいました。

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ザイダとケンヤ ギルドハウス雪上BBQにて

・ギルドの最初の印象と実際に住んでみての感想

ケンヤ:自然に近いど田舎に住んでみたいと思っていたので、希望していた通りの場所が見つかった印象でした。実際に住んでみたら想像以上に空気や水がおいしく、星の眺めもきれいでした。

 

ザイダ:最初は、自然が多く、とても静かな場所だと思いました。広くて明るい部屋もあって、オンラインで仕事をするためのインターネット環境も整っていて、面白い人たちがいるという印象でした。第一印象で思っていた通り、空気の良い静かな場所です。最初の数ヶ月は楽しかったのですが、冬の生活は家で一人でいることが多いのが苦手な人には辛いと思います。それでも、田舎でのシンプルな生活を楽しむことができました。

・ギルドのいいところ

ケンヤ:他人の目を気にせずに羽を伸ばせて本当の自分になれる場所。自分の良い部分も直したい部分も見えてくるので自分自身と向き合えるいいチャンスをくれる場所でもあると思います。僕は時々しかしませんでしたが、静かで自然も近いのでヨガとか瞑想とかをするのにもいい場所だと思います。地域の農家で働けたり、熱中小学校で勉強できたりするのも大きいメリットです。

 

ザイダ:ギルドのいいところは自分のペースで生きて行けるということだと思います。特にこの日本の社会では、自分の人生が常に他人と比較されるが、ギルドハウスではそのようなプレッシャーを感じることはないと思います。そのため、ストレスを下げたり、社会から逃げたりするには良い場所だと思います。

・ギルドのイマイチだったところ

ケンヤ:ギルドに限らずにどこでも共通の問題ですが、山形のコロナ感染者数が増えるにしたがってオンライン以外での人との関わりが少なくなり残念でした。今のギルドハウスの大きさ的には難しいかもしれませんが、誰とも会わない日もあったので、あと2〜3人一緒に住めたらいいなと思いました。

 

ザイダ:ここまで長く滞在決めたのは、ひとつには家賃がとても安かったからだと思います。また、この家賃には美味しい玄米が込みなので、ギルドハウスに着いてから食べ始めました。玄米を食べるの慣れるまでに時間がかかったですが、今は懐かしいです!


・一番印象に残っている出来事

ケンヤ:時々、見学者や冒険者が訪れてくるのが個人的には印象的であり、嬉しかったです。他のシェアハウスではそういった訪問者と一緒に食べたり人生について語ったりするのがあまりないので。 

 

ザイダ:一番印象に残っているのは、農家でアルバイトをさせてもらったことです。3週間ほど、ある家庭で洋梨の収穫と梱包を手伝っていました。農家作業の習慣や生活、山形の方言、昔の話などを少しずつ知ることができて、とても楽しかったです。一緒に働いていたおじさん、おばさんたちはとても優しく、大切にしてくれました。また会えたら嬉しいです。

 

・雪国の田舎に住んでみて

ケンヤ:もともとある程度想像はしていたのですが、冬の期間にできることが少なくずっと部屋に籠っているのはちょっとツラかったです。今後雪国以外から移住してくる人たちの中で部屋にずっといるのが苦手な人には何かしらのケアが必要かもしれません。

 

ザイダ:正直、想像していたよりも大変でした。ギルドハウスにはバスも電車も来なく、どこかに行くには車が必要で、一番近いお店は歩いて1時間のところにあるからです。日本では運転免許を持っていないので、誰かに頼って移動することになり、大変でした。別の種類の環境、例えば友達と一緒にいたり、もっと多くの人と一緒にいたりすれば、こんなに寂しい思いはしなかったと思います。逆に、晴れているときは気持ちよく、景色もとてもきれいでした。


・ギルドやギルドマスターに今後期待する事

ケンヤ:今まで通り現代社会や都会の生活から抜け出したい人や休息を必要としている人たちを受け入れてあげて欲しい。


ザイダ:一つは、人と人とのつながりは大切だと思います。特にこのような遠隔地では、良いコミュニティを作り、新しい人を迎え入れる良い雰囲気を作り続けることが良いと思います。もう一つは、少なくとも私が重要だと思っているのは、共同部分の清潔感を高めることです。ルールを決める必要はありませんが、ちょっとした整理整頓ができるといいですね。

 

ギルド飯主に玄米食は半年やってみてどうでしたか

ケンヤ:前から玄米食には興味があったのですが、美味しく炊ける炊飯器もなかったので時々しか食べていませんでした。ギルドに来てからはほぼ毎日玄米食に切り替わり数週間経ってからは体も適応して健康的な食事が出来ている感覚がありました。玄米食を試したい人もそうじゃない人にも自分の健康を考えるいいきっかけになると思います。


ザイダ:最初は味がないと感じて難しかったです。しかし、豆と食べてみると、より好きになり、食べ慣れることができました。玄米を食べなくなった今、体で感じています。体には健康的だったと思います。

 

・ギルドで得た事や学んだこと

ケンヤ:学歴・職業・年齢・容姿などが重要だと思わせる社会的なプレッシャーから開放されてストレスを減らすことができた。これからも人口が集中している都会よりも自然の近くに住みたいが、人との関わりをある程度保っていないとネガティブになってしまうことがわかった。


ザイダ:私は雪の多い場所に長く住むのは好きではなく、私の人生には太陽の光が重要であることに気づきました。長い間、家に閉じこもって、ほとんど何もしないでいると、気分が落ち込んできます。北日本の田舎で自殺者が多い理由がわかりました。

 

これからやっていきたいこと

ケンヤ:今まであまり触れる機会がなかった田舎に残っている伝統的な文化や習慣などを日本語教師として海外の生徒たちに伝えていきたいと思っています。


ザイダ:もっと一日一日を大切にして、前向きに生きていきたいと思います。ギルドマスターのおかげで、スペイン語圏の文化やスペイン語の授業を熱中小学校で行うことができました。そのため、自分の文化の一部を人に教えることは、人の役に立つことが好きな私にとっては楽しいことだと気づきました。だからこそ、もっと多くの日本人にスペイン語を教え、自分の文化を伝え、将来的にはスペインに旅行してもらいたいと思っています。

 

その他自由に感想とかコメントあれば

ケンヤ:社会にうまく適合できてない人たちを集めて村を作るというギルマスの考えは素敵だと思います。是非実現させてください。いつかその村に遊びに行きたいです。


ザイダ:おしょうしな。(このあたりの方言でありがとうの意味)

 

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広島から近況の写真 楽しそうで何より

 

以上、ケンヤとザイダにギルドハウス高畠での暮らしを振り返ってもらいました。
お二人には熱中小学校の生徒としても活動いただいたり、お互いの友人や知人を交えて一緒にパーティをしたり、ここ半年は随分賑やかでした。中々雪国での暮らしは慣れない事ばかりだったようですが、遠く離れた地でもここでの暮らしや経験が何かの糧になれば嬉しいですね。ギルマスは春からの新生活に向けてまずはギルドハウスの掃除と次なる取り組みを進めていきたいと思います。

ギルマス記 2020~2021年冬

ギルマス記 2020~2021年冬

今年は結構雪降ったね
 先週一週間東日本大震災の被災地巡りという事をしており、3月頭くらいに書こうと思っていたギルマス記もすっかり遅くなってしまった。高畠での春はいつからかという話だが、大体この辺のイメージは雪がひとしきり解けて積雪が視界に入らなくなる時期という感覚がある。その時期はいつなのかというと大体3月中旬位である。という事でこれを書いている今現在はすっかり春らしい景色と季候になってきた。ここ2週間くらいあちこち行って活動をしていたことと、すっかり春らしい季節になってしまって冬の記憶が薄れかけているが、少しずつ思い出して書いていこうと思う。
 ここ2年くらいは全然雪が降らなくて地球温暖化の影響ってやっぱりあるのかなぁなんて思っていたら、今年はドカドカと降っては融けてを繰り返していた。2月にはあまり感じた事の無いくらいの強風が吹いたりして、ちょっと荒々しい冬だった。まぁ最終的な評価として「結構雪降ったね」という感じで、ここ数年と比較すると多かったがまぁ雪国ってこんなもんだよねというのが実際のところの感想だ。

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雪降り始め

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吹雪の日は部屋から出てはいけない

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晴れ間が出るととっても気持ちがいい

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車を出すのが結構大変

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積雪最大時

冬の高畠
 冬の高畠はまぁ寒い、もっと寒いところはいっぱいあるけど、日々寒い寒い言うくらいには寒い。だから常に一部屋は暖めておかないと寒くて震える羽目になる。高気密高断熱ないまどきの家ならともかく、ギルドハウスはちょっと昔の普通の家なので、プチプチシートを各所にせっせと貼ってストーブとコタツで暖をとっている。冬の時期は大抵空はどんよりしている事が多く、日々新しい雪が降り積もるので除雪も結構億劫だ。生活しているだけであれこれ感じるストレスが増加するので、必然的に行動力が低下する。そんなこんなであったかい部屋でぬくぬくとインドアな活動や娯楽に興じる事が多い。慣れていないと暗い気分になったりもするが、ギルマスは元が根暗なのでまぁこんなもんかと気ままに暮らしている。ひきこもりがちといってもずーっと家にいるわけではなくちょこちょこ行事やイベントなんかもある。冬場に外で活動をしたくないというのは昔の人も変わらなかったであろうという事で、漬物や打ち豆といった保存食の文化が残っているのはとても自然に理解できる。しかしたっぷり雪が降った翌日に晴れ間が広がったりすると、空気ってこんなに澄んでいたのかと驚く事もある。晴れた夜には星もとても綺麗だ。あとはギルドの冒険者達も遊んでいたが、雪あそびってのも雪国出身じゃないと結構楽しいと思う、除雪もやってみると意外と楽しかったりする。まぁ長らく住んでると当たり前になっちゃうけれど。

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近くのカフェにんまるさん イベントにて

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古いおふだとか焼く地域行事 おさいと焼き

私をスキーに連れてって

 今年は訪れる冒険者達がギルドハウスで準備を整えスキーやスノボに旅立っていた。みんなそれぞれ勝手に行ったりするので、スキーに連れてってお声がけをもらう事はなかった。私も高校生くらいの時に使っていたスキーを10年ぶりくらいに引っ張り出してきて、冒険者を連れ出して近くの米沢スキー場へ足を運んでみた。意外と滑れるもんだなと感じると共に、別に進歩もしていないなと感じた所であった。たまーに行くゲレンデは結構楽しく特に体幹が鍛えられていい運動だなとか思った。こう書いてみると感想が実に無感動だなと省みる。県外からきていきなりスキーやスノボをしに山形に行くというのは中々ないと思うけれど、ギルドハウス高畠に滞在してふらっと行ってみようかと思い立って遊べるのはいい環境だよなと改めて思う。

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スキー、スノボ小屋と化したギルドハウス

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スキーといえばカレー 滑ってる写真はありません

クリスマスパーティ

 クリスマスだしなんかやろっかという話をして、その当時無性に唐揚げが食べたかったので無限唐揚げパーティを執り行った。ギルドハウスでの普段の食事は基本的に粗食が多いのだがいつになく脂っこい会だった。一人600g分位準備したのだけれど、翌朝少し食べる分くらいを残してほとんど食べつくした。翌日はしっかり胃もたれしながらも残った唐揚げを余さずいただいた。

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スーパー揚げ物パーティ

雪上BBQ

 2月末には半年間ほど滞在してくれていた、ザイダとケンヤが旅立つ事になったので、送別会を兼ねて雪上BBQをやる事にした。とりあえず外で肉焼ければいいかなと思っていたのだけれど、準備しているとあれこれやりたくなるのが人間ってもんで、ギルマスは段ボールの燻製器で燻製を作っていた。企画して色々と声をかけていたら庭にスノボのパークを作り始めたり、茶道教室開き始めたり、なんだか賑やかだった。寒さのせいかBBQの火の付き具合が悪く悪銭苦闘していた。その辺にあった一斗缶に穴をあけて作った焚火はかなり燃焼効率がよく、おいておくとスラム街的な雰囲気が出て楽しかった。ただし焚火で暖を取り続けると煙の臭いが染みつくのでちょっと残念。近隣の子供たちも遊びに来てソリ滑りなんかもやっていた。

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重機でのフィールド整備

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雪上でのお茶会

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ドラム缶焚火

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急に企画したけど結構集まってくれた

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スノボパークのナイター営業

最近のギルドハウス高畠

 最近もなんだかんだと常にちょくちょくと冒険者が訪れたり、お問い合わせいただいたりしている。緊急事態宣言の事もありそのうち訪れたいという事で近頃はオンラインでの事前交流をよくやっている。新年度に向けて新しい生活を模索している方が何名かお問い合わせいただいているので、にぎやかになるかもしれない。実際に住みたいという方はそれぞれまだ見ぬ未来の生き方をイメージされている方が多く、是非ギルドハウスで実現していってほしいと思う。半年ほどギルドに住んでくれていたザイとケンヤが南の方に旅立った、今度は四国、九州を一か月位めぐるらしい。現在はギルマスと忍の2人だが何だかんだとギルド集会で近隣の人と集まったり、麻雀会は随時行われていたりと普段は静かだがちょくちょく集まって遊んでいたりする。

4月からの話とかとか
 春からは農作業のお手伝い紹介したり、自転車等で移動しやすいので比較的生活をしやすいタイミングだと思います。ギルドハウス高畠で気軽に訪れてもらうための、暮らし探求キャンペーン第2弾もボチボチ公開していこうと思います。冒険、滞在、居住の受付は随時行っています。部屋については2部屋がすぐに使えて1部屋が整理すれば使える状態です。これを読んで興味を持ったら是非冒険しに来てみてくださいね。
ではでは。

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