高畠のギルマス記

ギルドハウス高畠、ギルドマスターのブログです。

ギルマス記 2020年秋

ギルマス記 2020年秋

もう秋も終わりだろうか?
 朝晩だけでなく日中もかなり寒くなり、暖房が必要になってくる今日この頃。もう秋も終わりかなぁと思い、ギルマス記を書き始める。今回は秋のギルマス記。ふと秋っていつからいつまで何だろう?とそんなことを考える、まだ秋が終わったというにはちょっと早いのではないか?まだギルマス記を書くには時期尚早で秋という季節に失礼ではないか?そんな妄想と共に導入部分の話を膨らませてみる。改めて季節感を考えると一般的には3~5月春 6月~8月夏 9月~11月秋 12月~2月冬という事になっている。なるほどやはり秋のギルマス記を書くにはやはり時期尚早だ。しかし感覚的にはもう冬なので季節原理主義者の影に勝手におびえつつ秋のギルマス日記をこのまま書いてみようと思う。

秋の高畠
 秋の景色は実りの景色、一面に広がる黄金色の稲穂がとても印象的だ。紅葉は絶景とはいかないが赤黄緑がとりどりに広がり季節を感じる、その一方でナラ枯れなどで枯れてしまった山も目立つ。実りはどちらかというと収穫物が印象的だ。ぶどうが実り、お米が実り、きのこが実り、ラフランスが実り、りんごが実る。その大抵がタダでもらえたり格安で購入する事が出来る。こういう物事に囲まれる生活こそ実は「豊か」な暮らしだと言えるんじゃないだろうか。他にも様々とにかく食べ物には事欠かない季節だ。

f:id:masterhato:20201112184926j:plain奥に見えるのは杭掛け、稲穂を自然乾燥させる手法

f:id:masterhato:20201109163831j:plainワイン用ぶどう 収穫間近の園地

f:id:masterhato:20201112185136j:plain紅葉と三重塔

実りと収穫祭、「お祭り」と「集まり」
 この季節に「収穫祭」といったイベントが昔から行われてきたのも農村部で暮らしているとよくわかる。食べ物いっぱいあるからみんなで食べて騒ごうぜという事だ。実にシンプルで分かり易い。その盛り上がりが自然に祭りになっていって祭りを盛り上げる色んな事が始まり伝統となって物もあるだろう。しかし人がどんどん少なくなる地域において大きくなりすぎた伝統や行事を楽しくやるのは難しかったりもする。形骸化した行事を担う人達は「なぜ?」という疑問が飛び交う。だとするなら本来の所に立ち返って実りを分かち喜びを共有する、つまり大きくなりすぎた地域のお祭りや行事をみんなで鍋を囲んで後は好き勝手に遊ぶ会や場に戻していこうとそんな取り組みがこれからは心地よく暮らす場づくりに必要になってくるんじゃないかなとそんなことを思う。「お祭り」や「行事」をただの「集まり」に代えていくそんな発想だ。
 「集まる」「食べる」事はほとんどの人にとって喜びを共有する大きな要素だけれどその先のあれこれ、つまり「お酒を飲んで語りあうというような事すら実は好き好きだから好きなように選べれば良いね」というのがいい「集まり」を作るという事なのかもしれないとそんな風に思う。

f:id:masterhato:20201112182954j:plain実は高畠はマツタケの産地でもある、マツタケを食べる集いもあった

f:id:masterhato:20201112182911j:plain今年もリンゴとラフランスをたくさんいただいた

最近のギルドハウス高畠
 最近のギルドハウス高畠は結構にぎやかだ。というのも9月にkenyaとザイのスペインペアが引っ越してきたのが大きい。一応ここで補足しておくとkenyaは日本人でザイはスペイン人で日本に留学している間、田舎も回りたいという事で滞在してくれている。突発的にゲーム大会が始まったり、二人を訪ねて来客が来たり、ワイワイと遊んでる時間が増えた。最近は一緒に鬼滅の刃を見に行ったりもした。
 また今年の3月~はずっと閉塞ムードだったのだけれど、最近になってアクセスが増えたのを感じる、実際月に2人位冒険者が訪れていた。世の中に何か違和感を感じた人がギルドハウス高畠へ冒険するという選択をして、何かに繋がる事もあるかもしれない、そんな事を思いながら短期滞在の人にはできるだけ色んな体験を共有できるように案内している。他にも定期的に麻雀会やってたり、最近は忍がリングフィットアドベンチャーを買ったので一緒に遊んでたりして、ギルマスも意外と忙しく遊んでいる。

f:id:masterhato:20201112183858j:plainリングフィットアドベンチャーに興じる

芋煮!芋煮!芋煮!
 山形の秋の風物詩といえば芋煮会。10月1週目はギルドハウスでの芋煮会、10月2週目は熱中小学校での芋煮会、10月3週目はギルドハウスのある時沢地区でのテイクアウト芋煮会、3週連続芋煮会の10月だった。大体芋煮会をやると翌日も余った芋煮を食べる、時にカレールーを加えてカレー芋煮にしながら、味を変えて芋煮を肉体と同化させるように味わう。ソウルフードとはいえ今年は芋煮を過剰に摂取しすぎたなぁと反省していた。1カ月でめちゃくちゃ太った気がする。

f:id:masterhato:20201112182430j:plainギルドファームでとれた里芋

f:id:masterhato:20201112181545j:plain具だくさんの芋煮

時沢お祭り実行委員会

 去年くらいから時沢地区に住む20~30代が集まって「お祭り実行委員会」を立ち上げて活動している。無くなってしまった地域のお祭りを復活させたのだけれどそれを担う団体として活動している。月1回程度近くのカフェに集まって飲んであーだこーだ言いながら企画を練ったり、資料を作ったりしている。そんな中で今年はお祭りを大々的にやるのは難しそうとの事から「テイクアウト芋煮会」を実施する事になった。地域の2/3位の人は来てくれた。実際のところなぜ「お祭り」をやるのか、なぜ「地域のコミュニティ」が必要なのかそんな事を議論しながら企画を練っている。長くなるので子細はここには書かないが、好き好んで集う「集まり」を止める事はここでの暮らしを否定する事に繋がるという事だと感じている。冬時期はイベントもないことから株、FXの勉強会を始めようなんて話も出ていて面白いコミュニティになってきているなと感じている所である。

f:id:masterhato:20201112185804j:plain時沢地区のテイクアウト芋煮会

ギルドハロウィン
 一昨年はにんまるでハロウィンパーティをやったのだけれど、去年は庭に植えたジャンボかぼちゃを収穫して、玄関にジャックオランタンを展示するに留まっていた。今年はザイの友人のコスタリカ人が遊びに来るという事で11/1に遅いハロウィンパーティを開いた。装飾は部屋に白とオレンジの風船を膨らませ、色んな顔を書いて展示した。最近はギルマスがアロマテラピーに興味を持っていたので、アロマキャンドルを怪しく灯しつつ。食事はザイが中心にパンプキンスープやサツマイモのチップス、カップケーキ等々作ってくれた。最後にはみんなでハロウィンメイクしながらボードゲームやTVゲームに興じていた。なんか本気でハロウィンパーティーをした感じで楽しかったですね。柄にもなく連日騒いだのでなんか終盤と翌日ぐったりしちゃったけど。

f:id:masterhato:20201112183142j:plainザイとkenyaが頑張って作ってくれました

f:id:masterhato:20201112183326j:plainハロウィンの装飾、一面風船で埋め尽くしました

書いてて結構色々あったなあと振り返りながら、ギルマス記をまとめにかかります。
今年に冬は何となく寒くなりそうだけれど、雪国に住んだことのない人にとっては楽しい環境でもあるよなとそんな風に思う今日この頃です。
引き続き冒険者、滞在、居住の受付してますので、ここを読んで興味を持った方はご連絡いただければ。部屋については1部屋がすぐに使えて1部屋が整理すれば使える状態です。

 ――――――――――――――――――――――――――――
メール連絡はこちら:t.cok.hasegawa@gmail.com
ギルドハウス高畠についてはこちら:https://colish.net/concepts/1264
良ければフォローお待ちしております。
フェイスブック: https://www.facebook.com/guildtakahata/
ツイッター:ハト@ギルドハウス高畠 (@OilyI) | Twitter
――――――――――――――――――――――――――――