高畠のギルマス記

ギルドハウス高畠、ギルドマスターのブログです。

ギルマス記2023年

ギルマス記 2023年

 一年ぶりのギルマス記更新、生存報告的に記していこうと思う。2023年はどんな年だったかなーと振り返ってみるとまた大分ボーっとしていたなぁという所と、写真を見返すといろいろやっていたなぁとも思い、意識の到達点はまた変な方向に深まったなぁなんて気がする。ギルドマスターとしてここでの暮らしの面白さとかは書き尽くした気がしているのだけど、ここで感じる事や思うことは確かに積み重なっている。この記事への特別感もどんどん薄れているけれど、伝記というのは本来まぁそういうものかもしれないとまた今年も想いながら書いていく。

 

DJとかDTMとか

 ちょうど一年前くらいからDJ的な事に興味を持って初めて見た。クラブに行ってDJがやりたいのかといえば別にそういうわけでも無くて、小型のシンセサイザーなどの電子楽器をSNS上で見つけたことから「なんかスゲー」と思って買ってみた所から始まっている。

 一方で普段はコミュニティや場づくり的な事をよく考えるのだけれど、会場をいい感じに盛り上げて楽しませるのってDJと通じる所がありそうだなぁなんて考えながら、クラブに遊びに行ってみたり、ボチボチと電子楽器などをいじっていたりしている。

 そんな感じで遊んでいるのだけれど、せっかくお金かけて機材買ったりしているので何か創作して表現する事もしたいなぁなんて考え始めるのだけれど、音楽をつくるという事を考えると中々にイメージするべき事が多い事に気が付く。で日々暇さえあれば考えてしまうのだけれど、

 

①なんのために音楽を作るのかという事

②音源自体が無数にあって、何をどう組み合わせるべきかという事

③どのように音楽を表現するのかという事

 大別するとこのような感じに思う、これらを個別に考える。

 

①なんのために音楽を作るのかという事

 最初はとりあえず出来る事を広げるだけでよかった、不思議な音源を選んでシンセサイザーの鍵盤ごとに違う音が鳴って楽しい。別に自分が楽しむだけならそれで充分だし、勝手に触っていればいい。割と後先の事考えずにボーっといじって遊んでいるだけでも一日経ったりする。

 その先に今何を考えているのかというと、人と楽しく遊ぶための音楽、なんか感動できる言葉を紡ぐ音楽、異世界や未知の世界を感じる音楽。こんなのを作れないかなぁと思っている。

 

②音源自体が無数にあって、何をどう組み合わせるべきかという事

 電子楽器の面白いところにサンプリングがある、これは既存の音楽を切り貼りして順番を変えたりループしたり、録音した音をボタンに割り当ててそれを楽器にしてしまうという手法だ。例を挙げると人の声や楽器の音、その辺の鍋をたたいた音や自然環境音なんかも音源として活用する事ができる。

 サンプリングにも自分で録音する事も出来るし、色んな音を販売や配布しているサイトもあるし、そもそも楽器の音は高音質で細かい調整も出来るソフトウェア音源というのが信じられないほどの数販売や頒布されている。

 さてかくしてなんでも音楽に出来るぞという感動は、無限の音源沼に沈んでしまってどんどん何をしたらいいのかわからない絶望感へと変わっていく。あと鍵盤型の電子楽器は結局演奏スキルがあった方が良かったりする、一方DJ卓触ってて一番楽しいのはツマミをねじる瞬間という発見もあったので、ねじねじしまくる音楽がやりたい。

 そんなこんなで割と四六時中周りになっている音楽とか面白い音の事が気になったり考えたりするようになった。今の結論としては、いくつかの音源に絞って楽曲を作る、人の声とか言葉で笑えるリズムを作る、たまに外で自然音の録音とかしてみる、ってな感じだろうか。

 

 

③どのように音楽を表現するのかという事

 電子楽器といえばDJ的なイメージから始まったので、DJ卓でプレイなんかもたまにしているが、改めて旧来のDJの価値がかなーり薄まっているとも思える。流行りの新しい曲を聞きたいならapple music やspotifyに聞けばいい。職人的なDJの場合はどれだけ音楽をディグってプレイリストを作っていい感じのミックスをするかになってくるが、これはこれで尖がりすぎててついていけそうにない。後はEDMやHIPHOPのアンセムを流すイケてるDJだがこれもまぁそんなに好きじゃない。

 結局のところ、「私は自分でなにかをつくってこれから出会うみんなとあそびたいのだ。」

 昨年は2回ほど身内で作っているステージで披露させてもらった。改めてみたら昨年のブログのやりたい事に書いてあって、なんだかんだと意識は繋がっている。披露してみてそれなりに色々な感想を貰ったのだけれど、自分が心を込めて作った音楽について感動してもらえるのは嬉しいものがある。AI生成の音楽やサンプリングで切り貼りして作った音楽、電子楽器で打ち込みながら作った弾き語りのような音楽、一番個性がでたのは自分で詩を書いてメロディを付けた音楽だった。

 自分で詩を書いて曲にすると暗いものが出来がちという事がわかったので、そういうのは今後ネットの片隅に並べていこうかなと思う。一方でみんなで楽しく繋がる音楽もつくって、これからもステージとか茶の間で遊べたらいいなーなんてそんな心もちである。

音楽スペースを設置

 

なんか未来的ですよね

ライブにも出させてもらった

村を作る、社会をつくる

 私のギルドハウスの取り組みは村を作りたいという所から端を発している、以前どこかに書いたようにも思うが、誰かが作った村がここにあってその成れの果てが今ここでの暮らしなのだと気づいてしまった。「理想郷の村はここにあったんだ!」

 なので別に敢えて新しい村という表現をする理由は物珍しさで興味関心を引く口実に過ぎないように思えている。

 ただし今の村社会ひいては社会全体にはアップデートが必要なように思う、色んな問題はあるが、一番はみんなの望みとか願いがもう少し公共として行われる活動に活かされるべきだし、そもそもそういうシステムが必要ではないかと思う。今の政治システムとマスメディアは機能不全を起こしている箇所があまりにも多いように感じられる。

 そう考えた時、既存の社会の上にごっこ遊びの新しい村を作ったところで本当に大事な部分の議論にはどうにも行きつかない、ここから先は社会のより根幹にかかわるか、会社を作って社会働きかけるか、そういった事が必要になってくる。結構地方創生とか開拓とか考えてやってきた人たちは似たようなところに行きついてるんじゃないかなぁとそんな風に思う。

 社会とどうかかわるか、何を描くか、という理想論は私自身考えがまとまりきっているわけではないので、ともかく本を書きながら色んな人と議論してそれを実現できる場所や機会を見出していきたい。

 

そういえば去年の冬はイノシシさばいてた

イノシシ焼肉

焚火で米炊きをマスターした

カモを絞めて捌く

ガラは丸ごとスープに


 振り返ってみたらイノシシさばいたりカモさばいたり、ワイルド系もぼちぼちやってました。

ギルドハウスの冒険者

 ギルドハウス高畠自体のPRとかウェルカム感を全然出していないけど、それなりに来てくれる人はいる。日本一周中の人とか、田舎のスナックを巡りたくて来ましたとか、長期休み東北来て見たかったのでとか、そんな感じでまぁ相変わらず色々な方が訪れてくれる。

 ユニーク来訪が減った一方で、学生交流の拠点として使っているのでその関係で学生や卒業生が来てくれることが多くなった。田舎のよくわからない宿に泊まる醍醐味ってやっぱりそこでの偶発的な出会いとか出来事が起こる事だと思うので、普段よりイベント的に集まって貰った方がギルドハウスという場を最大限楽しめるだろうとそんな風に思っている。学生企画の参加者は冒険者ではなく旅慣れていない人も多いのでベッドとか寝具を新調したり、内部的には少しだけ快適性があがっています。いつかはちゃんとした宿を作りたいとは思いつつもそんな機会が訪れる事やら、相変わらずマイペースなギルドハウスです。ちなみに住民の忍は相変わらず二階に暮らしています。

茶の間でごはん

ラジオDJしてる人

DIYしてもらったり

 

ぶどう園地行ったり

日本一周終えた原付

きれいな時のギルド

ベッドも増えました

茶の間

今から来年へ・・・

 来年は音楽制作、総合的にユニット的なの作りたいなー、みんなで作って外に乗り出していくようなそんな感じ。次は本制作、こちらも作るのを通じていろんな人と関わりたいですね。あとは教育、社会を作るために何を学ぶかというのがとても重要でここについては出版ともつながるのですがより体系化したものを見出したいですね。
おんなじような興味を持っている人がいたら、何かしらのプロジェクトやりたいですね。新しい興味は尽きないんですが虚弱体質なのと気まぐれなのが残念なところなので、まぁぼちぼちとやっていこうと思います。

 田舎にある不思議やぱっと思いつくような面白そうなことは、ギルマス的にはいろいろ当たり前になっちゃっていますが、都市から田舎へ新しい冒険に出たい人には案内人的になれればいいなと思うので、興味があればぜひ冒険しに来てください。

 冒険、滞在、居住の受付は随時行っていますのでご連絡は随時お待ちしております。ちなみになんですが、職場である熱中小学校のスタッフも募集しているのでこちらも求職中の方がいれば是非お願いします(笑)

www.takahata.necchu-shogakkou.com

ではでは。
2024年もまたよろしくお願いします。

 

年末麻雀で役満上がった人

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