kenyaの手記④ オススメのボードゲーム
けんやのギルド日記
皆さん、お元気ですか。ギルドハウス高畠在住のKenyaです。緊急事態宣言で都市部はもちろん、他の地域でも家にいる時間が増えていると思います。今回は家で楽しく時間が過ごせるように、再び独断と偏見で8つのボードゲーム/カードゲームをランク付けして紹介したいと思います。
⑧ セット(SET)
簡単に手短かに遊べるカードゲームです。人数は多くてもいいし、子供でも遊べるので、家族と一緒に遊ぶのにもいいかも。目標は場に並んだ12枚のカードから共通点や相違点を探して素早く3枚のセットを見つけること。視覚スピード系のゲームが好きな方におすすめ。スピード系のゲームが苦手な筆者も結構楽しめました。(筆者は惨敗でしたが。。)
作品データ
プレイ時間: 約15分
プレイ人数: 2〜10人
対象年齢: 6歳以上
ギルドハウスにあるか ❌
プレイ感の評価
面白さ ★★★☆☆
わかりやすさ ★★★★★
アート・外見 ★★★☆☆
コミュニケーション ★☆☆☆☆
戦術・戦略 ★☆☆☆☆
運ゲー度 ★★☆☆☆
スピード ★★★★★
⑦ ディクシット(Dixit)
ディクシットはコミュニケーション型ボードゲームで、勝ち負け関係なく楽しめるゲームだと思います。イラストから想像できる言葉でゲームをするというボードゲームです。1人ずつ親を交代で務めて、親は自分の手札があるイラストを言葉で表現します。他のプレイヤーは自分の手札からその言葉に合うカードかもっとも関係していると思うカード1枚を選んで、裏にして場に出します。そのカードが親のカードに一番近いものだと判断された人が勝ちます。
作品データ
プレイ時間: 約30分
プレイ人数: 3人~6人
対象年齢: 8歳以上
ギルドハウスにあり ⭕️
プレイ感の評価
面白さ ★★★★☆
わかりやすさ ★★★☆☆
アート・外見 ★★★★☆
コミュニケーション ★★★★☆
戦術・戦略 ★☆☆☆☆
運ゲー度 ★★★☆☆
スピード ★☆☆☆☆
⑥ ごきぶりポーカー(Cockroach Poker)
このカードゲームは単純ですが、ニタッと笑える『はったりゲーム』。カードはコウモリ、蝿、ネズミ、さそり、ゴキブリ、カエル、蜘蛛、カメムシの8種類。自分の手札からカード1枚を選んで、好きな人にそのカードを伏せたまま渡し、そのカードの生き物の名前を言います。(本当でも、うそでもOK!)渡された人は、本当か嘘かを当てます。当たったら渡した人が負け、外れたら渡された人の負けです。
作品データ
プレイ時間: 約20分
プレイ人数: 2-6人
対象年齢: 8歳以上
ギルドハウスにあり ⭕️
プレイ感の評価
戦術・戦略 ★☆☆☆☆
面白さ ★★★☆☆
わかりやすさ ★★★★★
アート・外見 ★★★☆☆
コミュニケーション ★★★☆☆
戦術・戦略 ★★☆☆☆
運ゲー度 ★★★☆☆
スピード ★☆☆☆☆
⑤ おばけキャッチ (Ghost Blitz)
五つの駒(白いオバケ、灰色のネズミ、青い本、緑のビン、赤い椅子)を取り合うゲーム。カードに描かれた絵柄の中に色と形どちらも同じものがあればその駒を取る。なければ、色も形も描かれていない駒を取る。シンプルなルールですが、連続で反射的に条件を判断しようとすると結構頭を使います。分かっていても手が動かなかったり、思い込みで間違えたりで子どもから大人まで楽しめるゲームです。
作品データ
プレイ時間: 約10-20分
プレイ人数: 2-8人
対象年齢: 8歳以上
ギルドハウスにあり ❌
プレイ感の評価
面白さ ★★★☆☆
わかりやすさ ★★★★★
アート・外見 ★★☆☆☆
コミュニケーション ★☆☆☆☆
戦術・戦略 ★☆☆☆☆
運ゲー度 ★★☆☆☆
スピード ★★★★★
各4色21個の形の違うピースを交互に置いていく陣取りゲーム。このブロックスもわかりやすいシンプルなルールなので、誰でも楽しめます。テトリスのように正方形が1~5個つながった形のピースがあり、角で接するように置いていき、手持ちのピースの正方形が少ないプレイヤーが勝ちます。4人でプレイするとどんどん局面が変わっていって面白いです。短い時間で遊べることも魅力的で、家族や友達とみんなで楽しめます!
作品データ
プレイ時間: 約20-30分
プレイ人数: 2-4人
対象年齢: 7歳以上
ギルドハウスにあり ❌
プレイ感の評価
面白さ ★★★★☆
わかりやすさ ★★★★☆
アート・外見 ★★☆☆☆
コミュニケーション ★☆☆☆☆
戦術・戦略 ★★★★☆
運ゲー度 ★☆☆☆☆
スピード ★☆☆☆☆
正方形のタイルを繋げて地図を作っていくような感覚の楽しいゲームです。ここで大事なのが、ちゃんと絵がつながるように置かなければダメという点です。裏になっているタイルをめくり、その絵柄にあわせてタイルをくっつけていくだけなので、運要素もありますが、持っているタイルをくっつけられる場所はある程度限られてきます。目標は領地を獲得して点数を稼ぐこと。最後まで一発逆転のスリルがあり、終始盛り上がります。「日本版」では金閣寺や雷門などの観光地が数枚入ったものも。
作品データ
プレイ時間: 約20-30分
プレイ人数: 2-5人
対象年齢: 7歳以上
ギルドハウスにあり ❌
プレイ感の評価
面白さ ★★★★☆
わかりやすさ ★★★☆☆
アート・外見 ★★★★☆
コミュニケーション ★☆☆☆☆
戦術・戦略 ★★★★☆
運ゲー度 ★★★☆☆
スピード ★☆☆☆☆
② 宝石の煌き(Splender)
最初に難しそうなゲームだと思われるかもしれませんが、ルールは比較的簡単です。毎ターン、宝石トークンを貰うかカードを買うかを繰り返して規定のポイントに達したら勝ちというシンプルな拡大生産ゲーム。序盤は宝石トークンを集めるだけで必死でも徐々にカードのボーナス効果で安く強いカードを買えるようになっていきゲームがどんどんと加速していくところが魅力的です。戦略性が好きな人にオススメです!またプレイしたくなりました。
作品データ
プレイ時間: 約30分
プレイ人数: 2-4人
対象年齢: 10歳以上
ギルドハウスにあり ❌
プレイ感の評価
面白さ ★★★★☆
わかりやすさ ★★☆☆☆
アート・外見 ★★☆☆☆
コミュニケーション ★★☆☆☆
戦術・戦略 ★★★★☆
運ゲー度 ★★★☆☆
スピード ★☆☆☆☆
カタンという無人島を舞台に、拠点となる開拓地を建ててそこから島全体を開拓していきます。対戦相手との開拓競争で、最初に10点取った人が勝者になります。具体的には、サイコロの目の数によって島から5種類の資源が産出されるので、その資源を元に次の開拓地を建てていきます。しかし、なかなか必要な資源が集まらないこともあり、そんな時は対戦相手と資源の交渉をするので、コミュニケーションが大事になってくるゲームです。戦略ゲームが好きな人はハマります!
作品データ
プレイ時間: 約60-90分
プレイ人数: 3-4人(拡張版: 5-6人)
対象年齢: 8歳以上
ギルドハウスにあり ⭕️
プレイ感の評価
戦術・戦略 ★☆☆☆☆
面白さ ★★★★★
わかりやすさ ★★☆☆☆
アート・外見 ★★★☆☆
コミュニケーション ★★★★☆
戦術・戦略 ★★★★★
運ゲー度 ★★☆☆☆
スピード ★☆☆☆☆
上で紹介したいくつかはギルドハウスにあるゲームです。現在はオフで集まって遊ぶのが難しいかもしれませんが、カタンやカルカソンヌのようにオンラインでプレーできるものもあるので、この機会に初めてみるのもいいかもしれません。
では、また次の投稿まで。
ザイの手記④ 年末年始のギルドハウス
冒険者の手記 ザイ編④
みなさん、スペイン人のザイダです。明けましておめでとうございます!
もうまだ2021年になったのは感じがしないね。
皆さんは2020年の最後の1ヶ月をどう過ごしましたか。私は雪が降る町に住むのは初めてだから、去年の年末は他の年と比べて結構違ったよ。スペインと比べたらもちろん違うよ!すごくよく聞かれるのが「スペインで雪が降りますか」という質問だ。バルセロナの気候は東京と同じ感じだと思う。雪が降るのは珍しいが、降ったことはあります!そして、スペインの北にあるピリネウスという山に雪が降って、スキー場もある。そのため、スキーもスノーボードもしたことがあるが、毎日雪かきや雪道で運転をするのは初めてだ!毎日雪かきをするのは大変だよね。雪かきをしようと思ったが、雪遊びになった。(笑)かまくらみたいなトンネルを作った!
←ギルドハウスで雪かき →ギルドハウスの前で作った雪トンネル
それで、ギルドハウスで熱中小学校のオンラインクリスマス会が行われた。クリスマスはオンラインでお祝いするのは初めてだったが、みなさんと色々話せて盛り上がってきて楽しかった!プレゼント交換までして、高そうなお酒やエコバッグ、お菓子、高畠町のマスコットの手作りパズルをゲットしたよー。
←オンラインでクリスマス会 →たかっき&はたっき
日本ではクリスマスが一般的に恋人と一緒に過ごす日だが、スペインでは家で家族と一緒に晩ご飯を食べて過ごす日だ。それに、食べ物も全然違う。日本ではクリスマスならフライチキンだけど、スペインでは生ハムやエビだ!ギルドハウスにクリスマスもお祝いして、唐揚げやポテトフライを作った。美味しかったよ!
ギルドハウスのクリスマスツリー
そして、Kenyaと一緒にもクリスマスが楽しめた。ギルドハウスの近くにあるキツネ村に連れて行ってくれた!キツネがそんなに近いが見られるのは初めてだったから、ワクワクしていた。見た目はかわいいが、少し暴力な動物だと気づいた。
←日本のキツネ →モモちゃんと私
それから、お正月が来た!日本では家族と一緒に集まって、そばを食べて次の日はお節料理を食べたり神社にお参りしたりするだろう。スペインでは同じように家族と集まって晩ご飯を食べるが、カウントダウンをするためにみんなは夜の12時まで起きているようにする。カウントダウンの間にぶどうを12個食べた後に「あけましておめでとう!」と言いながら乾杯するよ。それから友達と一緒に次の朝までパーティーに行ってくる。その朝、パーティーの後習慣のようなチュロスを食べる人が多い!
もちろん、今年コロナでパーティーなんかできなかったからスペインでも日本のような穏やかなお正月があったようだ。今年もよろしくね!
冒険者の手記 ザイ編③
こんにちは!スペイン人ザイダの11月の日記です。
11月のイメージは赤と黄色だった。なぜかというと、スペインの国旗🇪🇸の色も秋の色もこの二色だから。
まず、熱中小学校でスペイン語とスペイン語圏の文化のクラスを教えて、自分の国と中南米について様々なことを教えた。ギルドハウスでクラスの準備をしながら、スペインのことが懐かしくなって特にスペイン料理(パエリアや生ハム)が食べたくなった!クラスに来てくれた人たちにスペインを少し感じてもらうため、トルティーヤというスパニッシュオムレツを作ってあげた。材料が手に入りやすくて作り方が簡単なので、ギルドハウスでよく作る料理だ。誰でも作れる!興味がある人や作ってみたい人にこちらにレシピを書きます!
トルティーヤ
トルティーヤのレシピ
材料:ジャガイモ(大4個)
玉ねぎ(大1/2個)
卵(5個)
塩
オリーブオイル
- ジャガイモと玉ねぎをみじん切りにする。
- フライパンにオリーブオイルをジャガイモと玉ねぎが十分浸るくらい入れる。
- ジャガイモを洗った後に玉ねぎと一緒にフライパンに入れる。塩も小さじ1入れる。
- 中〜弱火でジャガイモが柔らかくなるまでじっくり煮る。はやく出来上がるようにフタをしよう。
- 卵を5個大きいボウルに入れて、かき混ぜる。
- あみのお玉でジャガイモと玉ねぎが柔らかくなった時にフライパンから取って、崩しながら卵とよく混ぜる。※オリーブオイルは捨てないでください。
- フライパンで使ったオリーブオイルをもう一つの小さくて少し底が深いフライパンに大さじ2くらい入れる。※強火で温める。
- フライパンが熱くなったら⑥を入れて、中〜弱火にする。フタをして5分ほど焼く。
- トルティーヤの側面が固まったらお皿の上に置いてひっくり返す。ひっくり返したトルティーヤをフライパンに戻す。
- 弱火で5分ほどして、出来上がり〜。♪
- お皿に置いてピザのように切って、食べる!
食べ物なら、そんなに干し柿と干し大根が初めて見た。皆さんは自宅には干していた野菜や果物たくさんあった。ネットで干した食べ物について探していた時に秋の表現が出てきた:植物生活。「あ、たしかに」と思った。ギルドハウスに住んでいるから肉をそんなに食べなくていいと感じるようになった。
キノコ、大根、芋、白菜、野菜たっぷりの生活をしている。柿もみかんも、秋のオレンジ色の食べ物をこたつに引き込まれながら食べる。「あれ、オレンジ色は昔の日本語で言葉があるのかな」と思いながら探してみたら、色の和名や秋色が見つかった:茜色・支子色(くちなしいろ)・近衛柿(このえがき)。
近衛柿の干し柿
それから、秋の色や秋の季節の言葉について興味を持って、新しい単語をたくさん学んだ。例えば、秋の色と言いたかったら「秋色」か「秋の色彩」があるね。秋の色彩が見られる場所に行って、紅葉に関する季語も増えた。
山寺
山粧う:紅葉に彩られた秋の山とされている。
銀山
雑木紅葉:名の木の紅葉以外の紅葉をさし、普通銅色や褐色の紅葉が多い。
大内宿
秋色のお店があった。
全部手作りで、可愛かった。
日光
照葉 :秋晴れの日に、太陽の光に照り輝く紅葉と言われる。
紅葉遊び:好きな落ちた紅葉を取り、たくさんの知らない人の前でバカなことをすること。
紅葉かつ散る :紅葉した木々が一方では色づいていながら、また一方では散ってゆく様子。
黄落:木の葉や果実が黄色に色づいて落ちること。
黄葉:秋になって葉が黄色く変わるという意味。
今年は日本の田舎の三秋(秋季の3か月)を楽しめた!
ザイダ
冒険者の手記 kenya編②
冒険者の手記 Kenya編②
皆さん、こんにちは。ギルドハウス高畠在住のKenyaです。ここに越してきてからもう早くも3ヶ月が経ちます。ここ高畠町時沢ではまだ雪は降っていませんが寒さは日に日に強くなっている気がします。
ギルドマスターから冒険者という(たぶんここに住んだら皆もらえる)称号をもらったので、今日はギルドハウス近辺にある徒歩または自転車で行ける冒険スポットを筆者の独断と偏見の評価で紹介しようと思います。
火箱岩洞窟 (ギルドから900m)
ワクワク度 ★★★☆☆
認知度 ★★☆☆☆
秘境度 ★★★☆☆
大変度 ★☆☆☆☆
縄文時代から古墳時代にかけて住居として使われていた洞窟です。ギルドハウスから北東に歩いて10分足らずで火箱岩洞窟の看板が道路上にあります。ブドウ農園の間の道を通って山林の道を少し歩くとすぐ着きます。洞窟自体は上下に二つあって、二家族が住んでいたぐらいのスペースがあります。引っ越してから初の冒険だったので結構楽しかったです。
日向洞窟 (ギルドから2.1km)
ワクワク度 ★★☆☆☆
認知度 ★★★☆☆
秘境度 ★★☆☆☆
大変度 ★☆☆☆☆
ここも縄文時代から
ギルドハウスから高畠町に向かう道の途中にあります。歩きでも自転車でも楽に行ける距離です。今年9月に東北最古の竪穴式住居跡らしきものが発見され、考古学者には重要なスポットらしいです。ただ、現在見られるのは五つぐらいある洞窟のうちの一つ小さいのだけです。
蛭沢湖 (ギルドから4.2km)
ワクワク度 ★★★☆☆
認知度 ★★★☆☆
秘境度 ★★☆☆☆
大変度 ★★★★☆
昭和24年にできた人工湖らしいです。時期的に全然水がなかったですが、それもそれで結構面白い景色でした。ここまで距離的にはそんなに遠くないですが、キツい上り坂を越えないといけないので自転車だと途中降りて押していかないといけません。でも、ここから先はサイクリングロードがあるので楽しいかも。バス釣りが好きな人にはオススメ。この近くにハイキングコースや森林公園もあるみたいです。
瓜割石庭公園 (ギルドから6.3km)
ワクワク度 ★★★★★
認知度 ★★★☆☆
秘境度 ★★★☆☆
大変度 ★★★★☆
古墳時代は石室にされていて、江戸時代以降は民家の石塀などための石切場だったそうです。個人的にワクワク度一番!ここの中は違う世界の景色。人工的に切り開かれた場所だけど地球との繋がりが感じられそう。数百円でBBQもできるらしいです。蛭沢湖まで自転車で来ていたら緩い下り坂が続くので瓜割石庭公園まで楽ちん。
安久津八幡神社 (ギルドから7.8km)
ワクワク度 ★★★☆☆
認知度 ★★★★★
秘境度 ★★★☆☆
大変度 ★★★★☆
平安時代からの歴史がある安久津八幡神社。特に国道からも見える三重塔は高畠町のシンボル的存在(たぶん)。本堂自体は杉林に囲まれていて落ち着いた雰囲気。自転車で来るなら平坦な西側ルートで来る方がおすすめ。季節によって景色が変わるらしいので暫くしたらまた行くつもり。すぐ隣にある考古資料館と国道向かいの道の駅も見てみると面白いかも。
一ノ沢洞窟 (ギルドから3km)
ワクワク度 ★★★★☆
認知度 ★★☆☆☆
秘境度 ★★★★☆
大変度 ★★★★★
訪れた洞窟の中で一番ワクワクしたかも。蛭沢湖に向かう途中にある横道に入っていきます。前回蛭沢湖に行った時に通った上り坂がキツいので車で行きました。横道に入って暫くしたら自転車や車を停めて1kmちょっと歩いていかなくてはいけません。山道の途中で大きい動物の気配!ザイダが見た後ろ姿をあとで調べたところ猪だったようです。その前日に熊が出たニュースを聞いていたのでドキドキ。洞窟の規模は火箱岩洞窟ぐらいです。
犬の宮&猫の宮 (ギルドから8km)
ワクワク度 ★★★☆☆
認知度 ★★★☆☆
秘境度 ★★★☆☆
大変度 ★★★★☆
全国でも珍しい犬と猫のために建てられた神社。両方ともそれぞれストーリーがあるのですが、それは現地に行ってからのお楽しみで。そしてどっちも亡くなったペットの写真とメッセージがたくさん貼られています。筆者も数年前愛犬をなくしたので挨拶をしてきました。距離的に一番遠いですが、道は平坦です。
安然大師 (ギルドから600m)
ワクワク度 ★★★★☆
認知度 ★☆☆☆☆
秘境度 ★★★★★
大変度 ★★★★☆
即身仏となったお坊さんを祀った小さな山の上にある洞窟です。まさかのGoogle Mapにも出てこない秘境。入り口はギルドハウスからすぐですが、永遠と終わらないんじゃないかというような石段。どうやってあんな上まで石を持ってあがったんだろう。誰も来ないような場所でちょっと怖くなりました。行き方はギルドマスターに聞いてみてください。
烏帽子山公園 (ギルドから6km)
ワクワク度 ★★★☆☆
認知度 ★★★★☆
秘境度 ★★☆☆☆
大変度 ★★★☆☆
赤湯の町の真ん中にある丘の上の公園&神社です。紅葉と桜の名所、丘の上からの南陽の町の景色もきれい。自転車でここまで来てからの長い階段は結構キツいと思います。車だと裏から神社の横まで上がっていけます。
以上!まだ時沢近くの神社とか行ってない場所もあるので、行ったらまたそのうち書くかもしれません✌︎ではメリークリスマス
ギルマス記 2020年秋
ギルマス記 2020年秋
もう秋も終わりだろうか?
朝晩だけでなく日中もかなり寒くなり、暖房が必要になってくる今日この頃。もう秋も終わりかなぁと思い、ギルマス記を書き始める。今回は秋のギルマス記。ふと秋っていつからいつまで何だろう?とそんなことを考える、まだ秋が終わったというにはちょっと早いのではないか?まだギルマス記を書くには時期尚早で秋という季節に失礼ではないか?そんな妄想と共に導入部分の話を膨らませてみる。改めて季節感を考えると一般的には3~5月春 6月~8月夏 9月~11月秋 12月~2月冬という事になっている。なるほどやはり秋のギルマス記を書くにはやはり時期尚早だ。しかし感覚的にはもう冬なので季節原理主義者の影に勝手におびえつつ秋のギルマス日記をこのまま書いてみようと思う。
秋の高畠
秋の景色は実りの景色、一面に広がる黄金色の稲穂がとても印象的だ。紅葉は絶景とはいかないが赤黄緑がとりどりに広がり季節を感じる、その一方でナラ枯れなどで枯れてしまった山も目立つ。実りはどちらかというと収穫物が印象的だ。ぶどうが実り、お米が実り、きのこが実り、ラフランスが実り、りんごが実る。その大抵がタダでもらえたり格安で購入する事が出来る。こういう物事に囲まれる生活こそ実は「豊か」な暮らしだと言えるんじゃないだろうか。他にも様々とにかく食べ物には事欠かない季節だ。
奥に見えるのは杭掛け、稲穂を自然乾燥させる手法
ワイン用ぶどう 収穫間近の園地
紅葉と三重塔
実りと収穫祭、「お祭り」と「集まり」
この季節に「収穫祭」といったイベントが昔から行われてきたのも農村部で暮らしているとよくわかる。食べ物いっぱいあるからみんなで食べて騒ごうぜという事だ。実にシンプルで分かり易い。その盛り上がりが自然に祭りになっていって祭りを盛り上げる色んな事が始まり伝統となって物もあるだろう。しかし人がどんどん少なくなる地域において大きくなりすぎた伝統や行事を楽しくやるのは難しかったりもする。形骸化した行事を担う人達は「なぜ?」という疑問が飛び交う。だとするなら本来の所に立ち返って実りを分かち喜びを共有する、つまり大きくなりすぎた地域のお祭りや行事をみんなで鍋を囲んで後は好き勝手に遊ぶ会や場に戻していこうとそんな取り組みがこれからは心地よく暮らす場づくりに必要になってくるんじゃないかなとそんなことを思う。「お祭り」や「行事」をただの「集まり」に代えていくそんな発想だ。
「集まる」「食べる」事はほとんどの人にとって喜びを共有する大きな要素だけれどその先のあれこれ、つまり「お酒を飲んで語りあうというような事すら実は好き好きだから好きなように選べれば良いね」というのがいい「集まり」を作るという事なのかもしれないとそんな風に思う。
実は高畠はマツタケの産地でもある、マツタケを食べる集いもあった
今年もリンゴとラフランスをたくさんいただいた
最近のギルドハウス高畠
最近のギルドハウス高畠は結構にぎやかだ。というのも9月にkenyaとザイのスペインペアが引っ越してきたのが大きい。一応ここで補足しておくとkenyaは日本人でザイはスペイン人で日本に留学している間、田舎も回りたいという事で滞在してくれている。突発的にゲーム大会が始まったり、二人を訪ねて来客が来たり、ワイワイと遊んでる時間が増えた。最近は一緒に鬼滅の刃を見に行ったりもした。
また今年の3月~はずっと閉塞ムードだったのだけれど、最近になってアクセスが増えたのを感じる、実際月に2人位冒険者が訪れていた。世の中に何か違和感を感じた人がギルドハウス高畠へ冒険するという選択をして、何かに繋がる事もあるかもしれない、そんな事を思いながら短期滞在の人にはできるだけ色んな体験を共有できるように案内している。他にも定期的に麻雀会やってたり、最近は忍がリングフィットアドベンチャーを買ったので一緒に遊んでたりして、ギルマスも意外と忙しく遊んでいる。
リングフィットアドベンチャーに興じる
芋煮!芋煮!芋煮!
山形の秋の風物詩といえば芋煮会。10月1週目はギルドハウスでの芋煮会、10月2週目は熱中小学校での芋煮会、10月3週目はギルドハウスのある時沢地区でのテイクアウト芋煮会、3週連続芋煮会の10月だった。大体芋煮会をやると翌日も余った芋煮を食べる、時にカレールーを加えてカレー芋煮にしながら、味を変えて芋煮を肉体と同化させるように味わう。ソウルフードとはいえ今年は芋煮を過剰に摂取しすぎたなぁと反省していた。1カ月でめちゃくちゃ太った気がする。
ギルドファームでとれた里芋
具だくさんの芋煮
時沢お祭り実行委員会
去年くらいから時沢地区に住む20~30代が集まって「お祭り実行委員会」を立ち上げて活動している。無くなってしまった地域のお祭りを復活させたのだけれどそれを担う団体として活動している。月1回程度近くのカフェに集まって飲んであーだこーだ言いながら企画を練ったり、資料を作ったりしている。そんな中で今年はお祭りを大々的にやるのは難しそうとの事から「テイクアウト芋煮会」を実施する事になった。地域の2/3位の人は来てくれた。実際のところなぜ「お祭り」をやるのか、なぜ「地域のコミュニティ」が必要なのかそんな事を議論しながら企画を練っている。長くなるので子細はここには書かないが、好き好んで集う「集まり」を止める事はここでの暮らしを否定する事に繋がるという事だと感じている。冬時期はイベントもないことから株、FXの勉強会を始めようなんて話も出ていて面白いコミュニティになってきているなと感じている所である。
時沢地区のテイクアウト芋煮会
ギルドハロウィン
一昨年はにんまるでハロウィンパーティをやったのだけれど、去年は庭に植えたジャンボかぼちゃを収穫して、玄関にジャックオランタンを展示するに留まっていた。今年はザイの友人のコスタリカ人が遊びに来るという事で11/1に遅いハロウィンパーティを開いた。装飾は部屋に白とオレンジの風船を膨らませ、色んな顔を書いて展示した。最近はギルマスがアロマテラピーに興味を持っていたので、アロマキャンドルを怪しく灯しつつ。食事はザイが中心にパンプキンスープやサツマイモのチップス、カップケーキ等々作ってくれた。最後にはみんなでハロウィンメイクしながらボードゲームやTVゲームに興じていた。なんか本気でハロウィンパーティーをした感じで楽しかったですね。柄にもなく連日騒いだのでなんか終盤と翌日ぐったりしちゃったけど。
ザイとkenyaが頑張って作ってくれました
ハロウィンの装飾、一面風船で埋め尽くしました
書いてて結構色々あったなあと振り返りながら、ギルマス記をまとめにかかります。
今年に冬は何となく寒くなりそうだけれど、雪国に住んだことのない人にとっては楽しい環境でもあるよなとそんな風に思う今日この頃です。
引き続き冒険者、滞在、居住の受付してますので、ここを読んで興味を持った方はご連絡いただければ。部屋については1部屋がすぐに使えて1部屋が整理すれば使える状態です。
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冒険者の手記 kenya編①
冒険者の手記 Kenya編①
初めまして。9月にギルドの一員になったKenyaです。職業は日本語教師。しかし日本語を教えているからと言って文章表現が得意なわけではないということは予めご了承ください(汗)
外国人の日本語教育では言語だけでなく文化も同時に学んでもらう必要があるのだけど、僕の日本伝統文化に関しての知識の薄っぺらさに痛感することが多かった。そこで、日本の伝統文化が色濃く残っている田舎に住んでもっと日本を知りたいと思ったのだ。過疎衰退傾向にある地方に住むことによっていろいろ地域貢献もできるかも知れない。自然の近くでおいしい空気も吸える。おいしい農作物も食べられる。田舎の爺ちゃん婆ちゃんと話せる。星も見られる。いいこと尽し。
っていう考えも確かにありました。でも実際は都会の忙しくて競争が激しい生活から逃れたいという思いが一番強かったと思う。以前会社員やっていた時に比べたらそこまで忙しかったわけではないなのだが、周りが急いで生活していると自分の時間も早く進む気がする。僕はもうちょっとゆっくり暮らしたかった。そして今のところ田舎での暮らしは自分に合っているように感じる。
ギルドハウスの玄関と廊下
どうして田舎のシェアハウスの中でもギルドハウスを選んだのか。正直、日本国内どこの田舎でもよかったんです。でも山形に来る機会があった時にギルドハウスを見学させてもらったら気に入ってしまった。特別何かが気に入ったってわけじゃないと思います。実際に家や近所を見て、一緒に住むことになる人に会ったら、この家に住んでいる自分が想像できた。今のご時世実際に見に行くのが難しいかも知れませんが、できれば決める前に見学することをおすすめします。できなければビデオ通話で。
いつも脛をぶつける階段
理由は何であれ、僕以外にも現状の生活環境を変えたいと思っている人たちは恐らく大勢いるでしょう。そこで、今日は僕みたいに都会から田舎に移ることを検討している人たち向けに、都会暮らしとギルド暮らしを金銭面で比較してみようと思う。僕は付き合っている彼女と2人でこのシェアハウスに同棲しているので2人分の金額で表示します。
|
東京郊外の |
ギルドハウス 高畠 |
家賃 |
8.5万円/2人 |
4万円/2人 |
共益費 |
2万円/2人 |
0〜5000円/2人 |
米 |
4000円/2人 |
0円/2人 |
米以外の食費 |
4万円/2人 |
3万円/2人 |
合計 |
12.5万円/2人 |
7万円/2人 |
生活費の差はざっとこんな感じ。個人的に嬉しいのは美味しいお米がいつでも食べたいだけ食べられること。僕たちが引っ越してくるのに合わせて発芽玄米用の圧力炊飯器を購入してくれたそうです。あとエアコン・ストーブの使用頻度によっては5000円程払うことがあるけど、電気・水道・インターネットの費用は家賃に全て込み。
発芽玄米を炊いてくれる圧力炊飯器
米以外の食費が減った一番大きい要因は自炊が今までより増えたこと。関東に住んでいた時も自炊することが少なくなかったのですが、面倒な時は近くのコンビニやお弁当屋さんで買うこともありました。こっちに引っ越してからは一番近いコンビニが5キロ離れていることもあり、時々誰かに誘われて外食をするくらいで、他はほぼ自宅で自炊。
この日記を書くまでちゃんと生活費を計算していなかったけど、合計を見てみると以前と比べて半分近くになっていました。1人で暮らす分だと上の数字の半分より若干高めになるだろうと思います。それから車がある人はその維持費が必要だけど、それを含めてもやっぱりギルド暮らしの方が遥かに安い。リモートで仕事ができたり、貯金があって短期間でも田舎で住んでみたい人にはギルドに来ることをお勧めします。
最後にまとめとして、ギルドハウスに住むメリットとデメリット⬇︎
メリット: 安い、空気きれい、家が広い、おいしい発芽玄米、インターネット速い
デメリット: 車がないと不便、冬寒い
ここでの冬の寒さはまだ体験していないので、後々お伝えできるかも知れません。
では、また。
冒険者の手記 ザイ編②
「いろいろ初体験の月」
お久しぶりで〜す。山形の田舎に住んでいるスペイン人のザイだ。私にとって今年の10月は「初」がたくさんの1ヶ月だった!なぜかというと様々なイベント、場所や景色など初めて体験できたから。イベントなら芋煮会と花火大会、熱中小学校の入学式まで参加したよ。今まで芋煮を食べたことがなかったけど、初芋煮は家にある庭で育てていた芋を収穫して、友達と一緒に芋煮を作って、楽しく食べて美味しかった!そして、芋煮だけでなく、竹にご飯を入れて焚き火で作ってみた。結果は「思ったより食べられる」と感じられた。その時にインタビューをされて、けんやと私の写真をたくさん撮られて山形新聞にデビューした!
家の庭でとった芋 焚き火で作っていたご飯
山形新聞に出た私たち
朝日町にある若宮寺でオンライン花火大会が行われた。メインはオンラインだけど、地元の子供たちは見に来ることができた。そして、私も特別参加させてもらった!こんなに近くで見られる花火は今まで初めてだと思う。日本の花火大会はスペインの大会に比べて長いと思う。すごかったよ。
ソーシャルディスタンスの花火大会
それから、今月は高畠熱中小学校の第11期に入学して、授業に参加した。いろいろな勉強になって、面白い人たちにたくさん出会えた。それに、ジュースを作るためにボランティアとして甘く美味しいぶどうを収穫する体験した。自然の中で自分のペースで作業をするのは楽しめた。
第11期の一回目の授業と入学式 ぶどうの収穫中
ボランティアとしてだけでなく、バイトでも農作業をしたよ。ハトさんが紹介してくれた農家のバイトだ。高畠で有名なラ・フランスという洋梨の種類別けの作業をした。私は果物が大好きだけど、実は洋梨が(パイナップルも)少し苦手だ。皮肉だね(笑)おばさんおじさんたちと一緒に作業していて、方言で話された時は何も理解できなかったけど、皆暖かくて優しい人たちだと分かった。
ラ・フランスの作業中
フルーツはジュース、ジャム、ワイン等まで作れるのがいいね。ワインと言えば、先々週高畠ワイナリーに行った。建物がかっこいいと思った。私は甘いワインの方が好きだけど、高畠の辛口の赤ワインは飲んだら気に入った。ワインが好きな方にオススメです!その時はまさか1週間後高畠ワイナリーの社長と熱中小学校を創った二人に出会えるなんて思わなかった。
私と同じ年に生まれた高畠ワイナリー 偉い人ばっかり
そして、熱中小学校や時沢で出会った優しい人たちに「おもてなしツアー」を案内してもらった。高畠町、米沢市、宮城県までに連れて行ってくれた。道の駅で野菜を買ったり、滝を見に行ったり、神社でおみくじをしたり、米沢市の上杉博物館に行ったりして一日中楽しかったよ!o(^▽^)o
滝で戦っているけんやと私 寒い時に暖かい食べ物は幸せだ
初新幹線で初福島も体験した!仕事で行ったので、町をあまり観光できなかったけど新幹線に乗ってわくわくしていた。
それから、やっぱり田舎で車は大切だと分かった。今まで周りにいる人が連れて行ってくれたり、向かい来てもらったりしてすごく助かったー。おしょうしな!
しかし、先週から車を借りたので楽になると思うね。私も運転免許を持っているけど日本で運転できないから、けんやが運転してくれて仙台や鶴岡まで行ってきた。仙台で新しい特別なビザをもらって、今から6ヶ月日本にいられる。(イェーイ)
新しいビザを持っている私と色がおそろいの車
そして、鶴岡で美味しい海鮮丼を食べたり、水族館でクラゲを見たりした。クラゲがかわいいでしょー。クラゲだけでなく、オットセイも見られた。びっくりしたのはスペインから来たオットセイがいた!私に似ているかな?
鶴岡のクラゲタリウム スペイン出身の二人
日本海も見るのは初めてだった。水族館を出たところで夕日の時間だったから、夕焼けを見るのにピッタリの時間だった!空が真っ赤できれいだった。
日本海の夕焼け
雪が降る前に車で色々な場所に行ってみたいと思っています!またな〜